褒めて伸ばそう!と
一生懸命褒めているのに
我が子に響かない…。
むしろ吃音が悪化している…。
とお悩みの方いませんか?
それは、一般的な「褒め」を
やりすぎた結果、
マイナスの方向に
脳が発達しているから
起きていることです。
マイナスの方向の発達とは、
「できることがいこと」
「完璧にできないとダメ」
「言葉が詰まるのなんて
恥ずかしくれありえない!」
という完璧主義の思考を
育ててしまう褒め方を
している場合です。
つまり思考の癖です。
思考の癖って
持って生まれた特性も
影響するのですが、
育った環境で
どんな価値観の人と
一緒にいたか、
どんな文化の中で
育ってきたか、
によって変わってくるんです。
一般的な褒めは、
何かが最後までできた時、
または優れていた時に
褒めます。
この褒めをたくさん
されていると、
最後までできないことは
よくない。
完璧にできないとよくない。
という思考が育ってしまい、
誰から何も言われて
いないのに、
やる前から
「できるかどうか」で
するかしないかを
決める思考の癖が
育ってしまうのです。
できると思うこと以外、
やろうとしなくなる、
という行動パターンが
形成されます。
そうなると、
本来伸びるところであっても
行動量が減ってしまうので、
伸びがゆっくりになる、
あるいは、伸び悩む、
ということが起こります。
そんな子の場合は、
あえて一般的な「褒め」は
控えめにします。
その代わり、
「褒めない肯定」をたくさん
してあげます。
発コミュの肯定の
10テクニックの1つを
特別にお伝えするとしたら、
「同意する」
というのも肯定の一つなんです。
特に不安が強い
お子さんの場合は、
この「同意する」
肯定をあえて増やします。
例えば、お友達と
おもちゃの取り合いで
喧嘩した話をしてきた時に、
「喧嘩しちゃダメじゃない!
順番っこしよう、って
言ってごらん」
なんてまともな返しは
しません。
これは否定的な注目に
なるからです。
こんな時は、
「なるほど嫌な気持ちに
なったんだね。
ママも子どもの時
そうだったよ」
と同意します。
これをたっくさん
してもらった子は、
「1人じゃないんだ」
という感情が芽生えて、
不安が軽減します。
ママとの心理的な距離感も
グッと縮まって
精神的に穏やかになります。
すると、何かが起こるか?
というと、
ママの言葉が子どもの
脳に届きやすくなって、
素直にサッと行動できる
ようになるだけではなく、
吃音も落ち着いていきます。
そのほかの8テクニックも
合わせてやっていただくと、
子どもはとっても
いい気分になります。
そして、ママもいい気分に
なって自然と親子で
笑顔が増えます。
そんな温かい時間を
お家で過ごせる子は、
その日の疲れの
リカバリーも速く、
吃音が落ち着くのも
速くなります。
褒めない肯定のテクニック、
つまり脳に届いて
子どもがスッと動く
テクニックを知りたい方は、
ご相談ください!
講座の中で
しっかりそのテクニックと
活用方法などについて
しっかりレクチャーさせて
いただきます^ ^