2歳の吃音は一早く対応を開始した方が早く良くなりやすい理由

吃音
2歳で吃音を発症したけど、7割は自然治癒するというし、自然に良くなるかも…と思っているママはいませんか?吃音は対応が早ければ早いほど良くなりやすく、実は周囲が吃音改善したと思う人の中にも隠れた吃音が潜んでいるケースもあるのです。

2歳の吃音キッズは吃音に対するネガティブな記憶が圧倒的に少ない

吃音を発症したらすぐに対応を開始すれば、すぐに落ち着かせることができます。なぜかというと、吃音がすぐに落ち着くので、子どもは自分のどもる話し方に対してネガティブな感情を抱くことがごく少ない状態にすることができるからです。
 
 
それに比べて、様子を見て吃音を放置してしまった子どもは、どもるたびにママの表情が暗くなる、どもるたびに「ママがゆっくり話してごらん」と言ってくるとなると、「自分の話し方はどもってて良くないんだ」と思うようになります。
 
 
 
 
すると、周囲の誰かがどもることに対して指摘しなくても、どもる度にまたはどもりそうになる度に自分で自分を責め続けるようになるのです。そうなると、吃音に対するネガティブな記憶がどんどん増えていき吃音の症状がどんどん悪化していってしまうのです。
 
 
だから、吃音に対してネガティブな記憶が増えていく前に発症したらすぐに対応したほうが早く良くなりやすいんです。良くなりやすい吃音良くなりにくい吃音があるのをご存知でしょうか?実はそれには、脳タイプが関連しています。
 
 
なんでもポジティブに考える脳タイプ、なんでもネガティブに考える脳タイプ、いろんな脳タイプがあります。どちらにしてもママが発する声かけ一つで子どもの脳をポジティブにもネガティブにも変えてしまいます。吃音を良くするには、ママの声かけでポジティブ脳にしてあげたらいいのです。
 
 
そうすれば、多少どもって周りから指摘されたりからかわれたりしても、子どもの脳がポジティブだったら吃音なんて気にならなくなります。吃音は吃音を意識すればするほど泥沼化していきます。
 
 

娘の吃音に早く対応したから吃音が早く良くなった

娘の吃音は発症してから一気に難発まで悪化し、その進行の速さに驚きと危機を感じていました。いてもたってもいられずにいた私は、吃音を発症した1ヶ月後に対応を開始すると、吃音は2週間で良くなりました。
 
 
 
 
娘の吃音が早く落ち着いたので、私のメンタルもすぐに安定し、そこから吃音を発症する前からやっていた早期教育を続けていくことができたのです。
 
 

周りは気づいていない脳の中で起きる吃音

吃音は7割は自然治癒すると言われており、様子を見ていたら自然と良くなったという声を聞くことがあります。ですが、冒頭でも述べたように吃音に対してネガティブな記憶を溜め続けている子だったらどうでしょう?


このような子は、吃音の症状が出るのを
次第に隠そうとしますどもりそうになったら喋るのをやめたり(回避)、どもる語をどもらない語に言い換えて喋ったり(工夫)するようになるのです。そうなれば、一見吃音の症状は表に出ていないので、周りは吃音の症状に全く気づきません。

 
 
 
 
ですが、本人の脳の中で吃音の症状は出ているので治ってはいないのです。この回避や工夫が上手な子は、一緒に暮らす家族、ママでさえも気づかないケースがあるのです。一見どもっていなくても本人の脳の中では「どもりそう」という感覚があればどもっているのと同じなのです。
 
 

2歳の吃音キッズの吃音に対するネガティブ記憶を増やさず改善させる方法3選!

では、吃音に対するネガティブ記憶を増やさずに改善させるにはどうしたらいいのでしょう? 一つずつお伝えしますね。

 
 

◆発症したらすぐに対応を開始する

前述の通り、早く対応すればするほど吃音に対するネガティブな記憶は少なくてすみます。なるべく早く対応を開始して吃音を落ち着かせましょう。

 
 

◆肯定9割、否定1割のコミュニケーション

たとえ、我が子の脳タイプがネガティブ脳だったとしても、ママの肯定の声かけで我が子の脳をポジティブに変えてあげることができます。元々ポジティブ脳だったら、さらにポジティブにしてあげたらいいのです。

 
ポジティブ脳にすることが吃音を良くするための一番の近道です。ではどうやったらいいのでしょう?たくさん褒めていても、それが子どもに伝わっていなかったり、「○○したらダメ」「○○しないでね」など否定的な声かけをしていたら、せっかくの褒めも効果がないどころかマイナス方向に働いてしまいます
 
 
否定要素はスルーで、肯定の声かけをたくさんかけてあげましょう
 
 

◆吃音について話せる環境づくりをしておく

これは、ある程度親子の信頼関係が築けたらやっておいてほしいことです。子どもは2歳や3歳の低年齢期であっても、自分の話し方に違和感を感じています

 
 
そのような状態で、吃音のことについて触れるのはタブーという空気感を家庭内で漂わせていると、子どもは「この話し方について触れたらダメなんだ」と一人で悩むことになってしまいます。
 
 
ですから、話すタイミングをみて、「言葉を覚える子どものうちはこういう話し方になる子がいるんだよ。大きくなったら良くなるからね。」とサラッと笑顔でお子さんに伝えてあげましょう
 
 
 
 
ママを信頼しているお子さんなら「ママが良くなるって言っているから大丈夫だ」と安心し、吃音に対して過剰に気にすることがなくなります。これが吃音を治すのに重要な役割を担います。
 
 
吃音に一早く対応したほうがいい理由はご理解いただけたでしょうか?周りはすっかり治ったと思っていても、実は治っていなかったといったケースを考慮すると、早くから対応を開始することはメリットしかないことがお分かりいただけたと思います。
 
 
一刻も早く吃音を止めたい方は、早めの対応開始を強くおすすめします。
 
 
執筆者:はせがわかすみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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