吃音で繊細な面もある子どもが、最初は「やりたい!」と言っていたのに、目の前にすると「できない」となることはありませんか? 今回は、なかなか挑戦できない子でも「やってみたい!」となる方法をご紹介します。
繊細な子どもは見通しのたたないことに不安を感じる
なぜ「やりたい!」と思っていることでも、目の前にすると挑戦できなくなるのでしょう?
それは『不安』だからです。繊細な子は見通しが立たないことが苦手です。

はじめて挑戦する場面で
「思っていた感じと違っていた」
「これはどうするの?」
など想像と違っていたり、予測がつかないことに不安を感じます。
そんな時に、
「大丈夫だよ!」
「とりあえずやってみたら?」
と声をかけられても不安は解消されません。
繊細なお子さんが「大丈夫だ!」「これならできそう!」と安心してやる気スイッチが入るようにサポートしてあげましょう!
繊細な長女は興味のあることでも目の前にすると怖気付くタイプ
我が家の繊細な長女は「楽しそう!やってみたい!」となってもいざ目の前にすると「怖い!できない!」と怖気付くタイプでした。
長女から拒否される度に私は、
「またか・・」
「他の子は楽しそうに遊んでいるんだから、やってみたら絶対楽しいのに・・」
とモヤモヤしていました。

私は、子どもにどんどん新しいことに挑戦してもらいたい強い気持ちがありました。
長女に拒否されても、なんとか挑戦させようと こんなこともあるよ、あんなこともできるよと矢継ぎ早に伝えて、長女のペースをちっとも考えず自分本位に挑戦させようとしていました。けれど、そんなことをしても長女のやる気スイッチは入ることはありませんでした。
そこで、いきなり目標達成しようとせず、焦らずステップを踏んでママが行動することで長女は、挑戦できるようになりました。
吃音で繊細な面もある子どもが挑戦するきっかけを作る6ステップ
挑戦させたいというママの必死な気持ちは、繊細なお子さんに伝わりプレッシャーとなります。「したいけど怖くてできない」と子どもを追い詰めないように、楽しく過ごしたいですよね。
だから最初から上手くいくとは思わずに「うまくいかなくてもいっか」とママが楽観的に考えて、お子さんが楽しんでできそうなことは何だろうという視点で進めてください。
ここで、新しい挑戦をさせたい時にしてほしい6つのステップをご紹介します。事前に目標設定(子どもに挑戦してほしいこと)を決めてからスタートしましょう!

Step1:楽しい気持ちにさせておく
お子さんが好きなこと、得意なことなどで楽しい気持ちにさせましょう。すると挑戦力が高まり、「やってみよう」とフットワークが軽くなります。
Step2:場所に慣れさせる
繊細な子は場所に慣れることにも時間がかかります。時間に余裕を持って行動しましょう。
Step3:上手くいかなくても強制しない
不安な状態なので行動を強いても効果はありません。
Step4:役割を与えて一緒に参加できることを見つける
最初はできなくてもOKと思って、楽しんでできそうな役割を与えましょう。そして、合間で感謝したり、できていることを見つけて肯定しましょう!
Step5:家族が楽しんでいる姿を見せる
大人も思いっきり楽しみます♪予測ができないことで不安を感じていても、家族の楽しそうな姿や時間が経ち慣れてくると不安も和らぎます。
Step6:行動し始めたら肯定の声かけ
目標となる行動が見られたら肯定しましょう!
最初は怖くても 「やってみたら楽しかった」という経験がたくさんあると、繊細なお子さんでも「できるかわからないけどやってみよう!」と挑戦力が育ちます。挑戦できる子になるとどんどん脳が発達するので吃音がよくなります!
執筆者:藤野ゆっこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)