吃音をよくするには
ママが専門家になるのが早道!
というお話をします。
子どもの頃の吃音の原因は、
持って生まれたどもる体質と
脳の発達の未熟さ
が影響しています。
子どもの頃は、
話すことだけではなく、
聞くこと、
書くこと、
読むこと、
動くこと、
つまむこと、
ひねること、
回すこと、
走ること、
飛ぶこと
蹴ることなどなど
すべてにおいて未熟です。
日々、いろんな体験を通して、
これらのスキルを体得
している時期なので、
脳は毎日、大忙しです。
そんな時に、
早くすることを
要求されたり、
こぼしたり、汚したり
しないですることを
求められたり、
上手にすることを
求められると、
脳が「ちょっと辛い…」
と感じて本来の能力を
発揮しにくくなります。
そんな時!
吃音の体質の子は、
どもる症状が増えるので、
いかに大変なことを
大変と感じさせずに、
「できた!」という
成功体験に感じさせるかが
ポイントになります!
例えば、
初めての人や場所が苦手で
どうしても
人見知り、場所見知り
してしまう子がいるとします。
こんなお子さんは、
初めての人・場所の
シチュエーションで、
いつも脳が
「なんか大変〜〜!」
と負荷に感じるので、
どもりが増えてしまい、
なかなか改善につながりません。
だから!
初めての人や場所で
うまくいった!
という小さな成功体験を
積み上げてあげて、
初めての人や場所でも
自分は大丈夫だ!
って自信を育てて
負荷に感じにくい脳を
育ててあげることが
大事なんです!
そんなこと
ことばの専門家に
できますか?
月に1〜2回、
40〜50分会う先生には
とうていできません。
いつも一緒にいる
ママだからこそ!
できることなんです。
ゆっくり話す練習などは
対処療法なので、
効果が持続しませんよね。
親も子どもも本当に
願っていることは、
吃音を根本的に
よくしたい!
ということです。
そのためには、
ストレスに強い脳を
育ててあげることなんです!
ただ、吃音をよくすることを
目的とせず、
我が子の強みを伸ばして
吃音をよくする!
という視点が大事です!