親子のコミュニケーションで吃音がよくなる脳を育てる!

吃音

脳は、
吃音や発達障害など
持って生まれた特性は
ありますが、

それによって
運命は決まりません。

なぜなら
どんな環境でも
生きていけるように、

生まれた環境に合わせて
新しく学習する機能が
あるからです!

むしろ、
環境による影響の方が
圧倒的に人生に影響する!
と考えた方がよいです。

例えば、
ことばの発達でいうと、

日本人だろうが、
イギリス人だろうが、

生まれてきた時は、
LとRの音を聞き分ける
機能が脳には備わっています。

オギャー!と生まれて、
LやRの発音に頻繁に
触れていくことで、

脳が、
「これは聞き分け
られるようになって
おかないと、

ママ達が話している
ことばがわからないぞ!」

と判断し、
LとRの音を聞き分ける能力を
発達させ、
その能力を持続させるように
なります。

ところが!!!!

LとRを聞く環境にない、
あるいは、
聞き分けられなくても
ことばを習得する上で
支障がない環境に育つと、

この聞き分ける機能は、、、
ある年齢を過ぎると
なくなっていくんです。
(だから日本人は
 英会話を習得するのに
 苦労するんです)

このように
音の聞き分け能力だけでなく、

私たちは、
生まれてきてすぐの頃は、
多彩な才能を秘めているのに、

環境によって育ったり、
育たなかったりすることが
あるのです。

実は!
吃音もこれに似ていて、

吃音というものは
持って生まれた
脳の特性なので、

この特性自体が
脳から完全に消え去る
ことはないのですが、

どもる脳もあれば、
どもらずスラスラ話す脳
あるのです。

子どもの頃は、
脳全体の発達が未熟なので、

どもる脳が何かというと
しゃしゃりでてきて、
頻繁にどもるのですが、

同時に
どもらず話せる脳も

発達してきていることを
忘れてはいけないのです!!!
(つばが飛ぶほどの勢いで
 言っています!)

どもることに周りの人や
本人が注目するようになると、

「新しく学習する機能」
が勝手に作動して、

「どもらないように
リズムをとりながら話そう」

「どもらないように
 ゆっくり話そう」

「ゆっくり話すつもりが
 また早くなっちゃった!
 だめじゃないか!」

と余計な脳の機能を
育てていってしまいます。

これが環境によって
学習する機能の話です。

吃音は持って生まれた
どもる脳よりも、

環境によって新しく学習した
「どもってはいけない」
という思い込みが
大きく影響してきます。

ここが育ってくると、
話す度に余計な脳が
しゃしゃりでてくる
ようになるので、

本来伸びてきていた
どもらず話せる脳の
発達のペースが遅くなるのです。

つまり!

吃音のある子は、
どんな脳の使い方を育てるか、

どんな環境で育てるか、

親が決めておくことが大事
なんです。

話し方を工夫させないように、
余計な脳の使い方を
育てないように、

どもろうがどもらまいが、
話し方が下手だろうが、
気持ちよく話をさせてあげる。

ママは聞き上手になり、
子どもが吃音に
まどわされないように、

話し方よりも
もっと自分の良いところに
注目できるように、

小さなことでも、
当たり前にしていることでも、
同級生はみんなできるように
なっていることでも、

1mmでも昨日よりも
よいところをみつけて
肯定してあげるんです。

何が良かったか、
どう良かったか、
こまめにママが言葉にして
肯定してくれると、

それは吃音×発達凸凹キッズの
脳に刷り込まれていきます。

「僕のここがいい!」
「私はここが最高!」

一見、吃音と関係なさそうな
ことのように思われるかも
しれませんが、

これが吃音×発達凸凹キッズの
脳の使い方を決めるんです!

だから、
どんなコミュニケーションを
するかが大事!

自信がたまっていくことで、
話し方にとらわれず、
どもらない脳がグングン育って
どもらなくなっていきます。

吃音は、
よくなるかどうか
様子をみて待つのではなく、

吃音にまどわされない
脳を育てる!

これをママが決意して、
親子のコミュニケーションで
脳の発達を加速させて
よくしていくんです!

ママが脳の発達の
専門家になったら最強!

そんなママを育てているのが
私の講座です。

子どもの運命を
運に任せるのではなく、

ママがこどもに成り代わって
未来を描き、

その通りの子になるように
仕向けていきましょう!

力づくじゃなく、
子どもが自分でそうなった
かのように仕向けて
いくんですよ!

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