ことばだけ見ていても吃音はよくならない!話すまでの脳のステップを理解しておうちで吃音改善!

吃音

説明が苦手な
吃音×発達凸凹キッズの、

出てくる言葉だけみて
会話力がある/ないを
決めつけてはダメなんですよ!
というお話をしていきます。

「話す」ということは
アウトプットすることです。

アウトプットするまで
脳のプロセスに注目して、
会話の癖を正していきます。

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STEP1:インプット
見る・聞く・触れる・嗅ぐ・味わう
など五感で情報が入る

STEP2:理解
記憶と照合して
それはどういうことか?
を理解する。

STEP3:思考
理解したものについて
自分は何を感じて、
どう捉えるか考える。

STEP4:遂行機能
どのように行動するのか/しないか
どのように話すか/話さないか

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おおざっぱに分けても
4つのステップに分かれます。

子どもが発する言葉、
STEP4だけ見て判断するのはなく、

どこでつまづいているのかを
知ることが大事になります。

例えば、
STEP1のインプットの
発達がゆっくりの子の場合、

集団に放り込んで
会話力を伸ばそうと
思ってもなかなか
伸びてきません。

なぜなら、
集団というのは
情報量が多いので、

インプットが苦手な子は
その情報量を処理できず、
会話についていけなく
なるからです。

「うまくいかない」
という失敗体験
積んでしまい、

本来、ゆっくりながらも
発達するはずだった会話力が、

「自分は話すのが苦手なんだ
というレッテルによって
伸び悩むようになります。

だから、
インプットが苦手な子こそ、
ママとの1対1の会話で、

・シンプルに
・わかりやすく

してあげて、
「わかった!」
の成功体験を積んで、

脳の中の、
STEP1とSTEP2の
神経ネットワークを
強く太くしてあげます。

そうすると徐々に
情報量が増えたり、
情報が複雑になっても
処理できるようになって、

その後のステップが
スムーズに進むように
なります。

人の脳の発達のペースは
個人差が激しいのです。

みんな「平均」を基準にして
わが子を見てしまうので、
判断を間違えてしまいます。

平均的にこのぐらいの年齢の子は
どういうことができるか、
を基準にしてみるのではなく、

昨日のわが子、
1週間前のわが子、
1ヶ月前のわが子と比べて
どう発達しているのかを
見る目を持つと、

できないことよりも
できているところを
見つけることが上手になって、

子どもの自信が育ち、
脳の発達が加速します!

会話力を伸ばすなら、
わが子のインプットは
どこまで発達しているかな?
という目を持てるように
なりましょう。

それができるようになると、
わが子の脳の発達レベルに応じて、
声かけの分解が上手になります!

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