どんな記憶を吃音×発達凸凹キッズに授けるかがポイントです。

吃音

愛着形成と吃音改善には、
吃音×発達凸凹キッズに
どんな記憶を刷り込むか
が大事になります^ ^

これは吃音があってもなくても
子どもの発達を考えた場合、
とても重要なことになります。

人は生まれてから
大人になるまでに、

「自分はどういう人間か」

という認識を深めていきます。

それは経験から
認識していきます。

その子の行動に対して
周囲の人(特に大人)が
どんな反応をし、
どんな言葉をかけたかで、
自分という人間の捉え方が
変わってきます。

例えば、
お行儀よく食事が
できない子の場合、

・みっとまない
・恥ずかしい
・しつけがなっていない
 と思われる

と思って、
幼児期からお行儀を
厳しく教えようと
考えられると思います。

しかし、

「みっともない」
他人の目を気にした
価値観だけで、
幼児期から、
食事の度に何度も何度も
同じことを指摘されたり、

きれいに食べないと
叱られていた子の記憶は
どうなるでしょう?

・食事ってつまらない…

・食事って嫌だ…

・パパとママと食べたくない!

とネガティブなものに
なっていきます。

そうすると、ママ達に

「ごはんの時間だよ〜!」

と言われても、
すっと食卓につかなく
なっていきます。

「食事=いやなもの」
という記憶が刷り込まれると
「食事」と言われただけで
脳が拒否反応を示すので、
行動しなくなっていくからです。

そこで、またママたちに
「早く来なさい!」
と叱られる負のループに
陥ることになります。

こんなことが、
どう吃音に影響するのか、
というと、

こんなふうに
ネガティブな声かけが
繰り返されると、

子どもたちの脳に
ストレスが溜まります。

吃音にとって
ストレスは天敵です。

何か脳に負荷がかかると
どもる体質の子は
症状が増えます。

しつける

ネガティブな記憶が溜まる

ストレスが溜まる

吃音が増える

この負のスパイラルに
ある子の吃音はなかなか
よくなりません。

そこまでの状態にある場合、
ストレス0期間!
を思い切って作って
あげます。

ママやパパの子育ての常識は
いったんおいといて、
子どもの悪いところは
一旦スルーして、

良いところに注目して
声かけをしていきます!

すると不思議なことに、
良い行動が増えて
よくない行動が減っていきます。

親子関係がスムーズになると、
ママやパパの声かけが
スッと通りやすくなります。

そこで、これまでグッと
こらえて言えていなかった
ようなことも、

子どもの脳に素直さが
戻っていれば、
「こうするといいよ」
と教えてあげたことが
通るようになります。

ポイントは、

今、何が重要か見極める力
(=一旦横に置いておいて
 良いものを極める力)

・親の私たちの言動が
 子どもたちの脳に
 どのように記憶されているか
 セルフフィードバックする力

になります。

明日は、
吃音と言葉の発達と
記憶についてお話ししますね!

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