吃音×小学生キッズの吃音改善!祖父を通して分かった、愛情が伝わるコミュニケーション

吃音
吃音の変化があまりない日々に突如、全くどもらない時が訪れました!長期休み中見つけた、祖父のコミュニケーション術に吃音改善のヒントが隠されていました。「うちの子も変化がない」と悩むママへ。愛情と環境で変化を引き出した、わが家の実体験をご紹介します!

吃音×小学生キッズの吃音が減った!?

長期休みになると、子どもが家にいる時間が多い時期ですね!

 

 

長期休み中、私は小学生キッズ2人と義理の父とでランチにご飯に行きました!

 

 

その時、小学生キッズの吃音に変化がありました。それは何かというと、朝は普通に吃音が出ていたのに、ご飯に行って以降、吃音がほぼ減ったのです。

 

 

 

 

この時の長期休みは春休みでした。

 

 

進級という新しい環境が待っている時期、吃音は不安で悪化することがありますが、娘はありませんでした。一体何が彼女の中で起こったのでしょうか。

 

 

吃音のある小学生キッズたちの楽しみを加速させる!と決意をした母

私は、祖父だけでご飯に行ったことがなかったので、子どもがいるとはいえ緊張していました。

 

 

それに加え、ご飯を食べるところは都会で、主人がいないので苦手な運転も頑張らないといけない状況でした。

 

 

私がネガティブな感情をむき出しにし、不安な顔や弱音を吐くと、楽しみな時間が一気に不穏な空気になります。

 

 

 

 

進級によるクラス替えや、先生が変わるという新生活が待っている吃音のある娘、そして小学校入学を控えている次女が、今日のご飯を非常に楽しみにしているので、絶対にいい思い出にしてみせる!と決意をしました!

 

 

嫌な顔や不安な顔は一切見せず、「ご飯楽しみだねー!!!」と自分に言い聞かせ、頑張って運転しました。

 

 

いつも以上にお喋りが加速!どもらない小学生キッズ

ご飯先は個室の焼肉屋さんで、子どもたちはご飯をとっても楽しみにしていました。

 

 

そして気がついたことがありました。

 

 

朝は通常通りどもっていた娘が、ご飯中ほぼどもっていないのです!

 

 

注文した後、繁忙時だったためなかなか届かない状況でした。

 

 

発達科学コミュニケーション(以下発コミュ)を学ぶ前は、すぐ不機嫌になり、待てず悪態をつき、周囲を困らせていた娘でしたが、今はそんな娘の姿はありませんでした。

 

 

それどころか、どもらずに祖父と楽しそうに嬉しそうにお喋りしている姿が目の前にありました。

 

 

 

 

いつも以上にお喋りしていましたが、祖父がなんでも話しを聞いてくれるので、お喋りはヒートアップ!興奮しても、どもることは非常に少なかったのです。

 

 

揺るがない愛情に満たされれば吃音は減る

この時の条件は、
・末っ子はいなかったことで、大人の視線が自分に集中した
・いつも「うるさい」と指摘してくる主人がいなかった
・大好きな祖父がお話しを聞いてくれる

 

 

この条件に共通することは、
「フラストレーションを溜めず、自分を否定せず、話を聞いてくれる大好きな人たちに囲まれていた」ということ、

 

 

つまり「揺るがない愛情に満たされれば吃音は減る」ということです。

 

 

 

 

口数が少ないと、吃音が少なく感じることもありますが、今回はいつも以上にお喋りしていてもどもることが少なかったのです。

 

 

娘は、どもりが定着していませんでした。波があるということは、どもらないネットワークもあるということを新たに発見できました。

 

 

「困り事=事前にわかっていること!」対策をして最強の吃音アプローチへ

吃音の変化は、アプローチを開始してすぐに起こるものではなく、時間・日数がかかります。

 

 

どういうことかというと、詳しくお解説します。

 

 

吃音は脳で起こっています。

 

 

脳の変化は即効性がある訳ではなく、準備期間が必要です。

 

 

毎日の発コミュ対応は、褒めのシャワーを毎日浴びているようなイメージです。

 

 

そして今までの祖父祖母の愛情が、どもらない脳への変化としての準備期間だったと確信しています。

 

 

今回のどもりがでにくい環境が毎度用意できる訳ではありませんが、対策はできます。

 

 

 

 

娘の声がでかく、主人にいつも「うるさい」と言われてしまうのであれば、今回のように個室を前もって予約すればいい

 

 

うるさい環境がどうにもならないのであれば、祖父母も行けるカラオケを探せばいい。

 

 

そうやって子どもたちが「楽しい!」と行動力が加速するような環境を作っていきましょう!

 

 

しかしママはいつも子どものことばかり考えていると疲れてしまいますよね。自分へのご褒美を忘れずに、楽しんでいきましょう!

 

 

執筆者:いわもとあさな
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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