ママが常識を捨てが数だけ吃音キッズは救われる!

教育

吃音のある子が
挨拶をしないことに
やきもきしたこと
ありませんか?

私のところに
ご相談にこられるママ達は
いつも葛藤しています。

「どもって言えない
のかもしれないけど、
挨拶はしてほしい」

「挨拶もできないなんて
しつけがなっていない、
と思われるんじゃないか」

などです。

この時にママの目線は
どこにあるか?
というと、

にあります。

こどもではなく、
周囲の大人の目など
世間体に意識が向いています。

なぜ、そうなるのか?
というと、

ママ自身が
「しつけ教育」を受けて
育ってきた方がほとんどです。

ご自分のお父さん・お母さんや
学校の先生から、

「挨拶ぐらいちゃんとしなさい」

「これぐらい自分でやりなさい」

などと育てられて、
「挨拶は最低限のマナー」
「できて当たり前」
という価値観を刷り込まれて
います。

ことばは脳の奥深くに
入り込みます。

小さい頃から
聞かされてきたことばで
その人の価値観や人格は
形成されていきます。

挨拶ができないことに
やきもきする方は、

そう思うわせるような
ことばにたくさん
触れてきた方です。

挨拶しないと
怒られる、
否定的にみられる、
そう植え付けられています。

では、ここで一旦、
吃音のある子の立場に
立って考えてみましょう。

挨拶をしなきゃいけない
ことは散々聞いてわかっている。

挨拶はしたいと
思っている。

けれども、
いざとなると、

「おはようございます」
「お」が出てこない。

喉に石が詰まったような感覚、
喉の皮が張り付いて
息もできないような感覚、

そんな感覚に襲われて
出てこない。

「挨拶の時間だ、、、
どうしよう?
また、言えなかったら」

挨拶するタイミングに
なると勝手に
できないイメージが
襲ってくる。

そうこうしている内に
先生がやってきた。

ママが挨拶してる。
先生も挨拶してくれた。
自分の番だ!

あぁ、やっぱりあの感覚が
襲ってきた!!!
言えない。

また、ママが
「挨拶して!」って
言ってる、、、、、。

こんな状況の子に、
毎回、「挨拶ぐらいして!」
と言い続けたら
この子の脳はどうなるか?

挨拶できない自分は
ダメな子だ

挨拶も言えない自分は
話すのが苦手だ

そんなんふうに
自分を否定的にみる癖が育ち、

何をするにも
「どもるからダメだ」
「どうせ自分は…」
と自己肯定感が低い子に
なっていきます。

だから!!

声を大にして言います!

ママが常識を捨てましょう!
子どもの脳の発達に
逆効果の常識だったら、
そんな常識いりません!

どんどん捨てて、
脳が発達するために重要な
新しい常識をどんどん
取り入れましょう!

ママが捨てた常識の数だけ
吃音キッズは救われます!

本来の力を発揮して、
吃音を乗り越える子になります!

今日、捨てる常識は
挨拶です!

今、お子さんが
挨拶できなくても、
ご安心ください。

吃音がよくなれば
できるようになりますから。

今、できなくても
全然いいんです。

お子さんの代わりに
ママが思いっきりの笑顔で
挨拶をしてあげてください。

今は、
「ああやって挨拶するんだな」
とインプットさえできていればOK!

アウトプットはず〜っと
あとでも大丈夫です。

もし、
「挨拶もしないで」
と白い目で見る人がいたら、

この人は、人を表面的に
評価する人なんだな、
しつけ教育で育って
本質を見る目が
育たなかった人なんだな、
と受け流してあげてください。

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