先日のレクチャー1を終えた
生徒さんからさっそく、
「どもらなくなってきました。
どもっても1日1回とか2回
になっています」
「どもらない日も出てきました」
など続々嬉しい報告を聞き、
胸がほっこりしております。
とは言え、
そんなお子さんでも進級進学し、
環境が変わると吃音が
ぶり返してくることもあります。
そんな時は私の生徒さんたちは
お伝えしていることを
ただただ実践すればよいだけなのですが、
外の環境も最低限は整えて
おきたいですよね。
そこで、提案です!
進級進学に向けて
まずはママが吃音について
正しい知識を身につけて
先生やお友達にサラリと
説明できるようになりましょう!
まず、絶対に伝えておいて
ほしいことがあります!
吃音は努力で
なんとかなるものではない
ということです。
先生によっては専門家のところに
通って練習すれば克服できる、
と誤解されている方がいます。
「苦手を克服してほしい」
「逃げずに努力してほしい」
そんな美徳を説く先生だとしたら
ご用心です。
ですので、
まず何よりも先に伝えてほしいことは、
「うちの子には吃音があります。
どもらないように
努力すればするほど
吃音は悪化するものなので、
どもりながら話していたとしても
そこは聞き流していただいて、
話し終わるまで待っていてくださると
嬉しいです。
そんな先生の姿をみたお友達はきっと
『そうやって聞けばいいんだ』
とわかってくれる子もいると思うので…。」
ということは最低限、
伝えておきましょう。
そうすると、
先生は吃音のことについて
余計なことを言わない方がいいこと、
先生の態度が他の子ども達にも
大きな影響を与えることを
理解してくださると思います。