お子さんの吃音の波に
心がジェットコースター状態
になることありませんか?
そんな方にお伝えしたいことが
あります。
幼児期に発症する
発達性吃音は、
どの国、どの人種、どの言語であっても
症状の出方から
症状が進行していく過程まで
ほぼ同じと言われています。
そして改善していく過程は
その過程をさかのぼるように
よくなっていきます。
症状の進行の仕方は、
多くの場合、
音の繰り返しや引き伸ばしではじまり、
この時期はどもったりどもらなかったり
まだ症状の波があります。
次第に声が詰まって
言葉が発せなくなる難発を発症すると、
だんだんどもらない日がなくなって
頻繁にどもるようになっていきます。
どもらないための工夫を
するようになって、
どもらないためにどうしたらいいか
ばかり考えるようになると、
それが原因で、
大人になっても吃音が残るように
なります。
つまり、
毎日どもっていた子が、
1日どもらない日が出てきて、
数日どもらない時期があって、
1週間どもらない時期があって、
1ヶ月どもらない時期があって、
そんなふうによくなる過程にも
症状の波が出てくるというわけです。
どもらなくなっていたのに、
またどもるようになると
ひどく落胆してしまいますよね。
私も娘がどもっていた頃は、
この波をマイナスにとらえていたので
精神的ダメージをかなり受けていました。
過ぎたことだから言えることだと
思いますが、
あれはよくなっている過程
だったんだな、
と振り返っています。
お子さんの吃音の波に対して、
ぶり返してきた時にマイナスに
とらえるのではなく、
出ていない時期に注目して、
「うん!
よくなってきている!
この調子!」
とご自分を励ましてほしいと思います。
なぜなら
ママの笑顔が子どもの
最高のサプリメント
になるからです。
ママのマインドセットをして
穏やかに楽しい子育てをしましょうね。