ここのところ講座が
続いており、
みなさんの変化・成長を伺って
感動しているところです^ ^
次はどんな成長に
感動してもらおうか?
とワクワクしています。
そんな中、吃音の娘さんではなく、
吃音のないお兄ちゃんに関して
ご相談がありました。
なぜ、吃音のない子まで
対応するのか?というと、
吃音のある子だけ
特別に対応してもらっても、
同居する家族にママが
否定的な注目をしていると
効果が出ないからです。
同居家族にも肯定的な
対応をして、
家庭が丸っと安心できる
ところになるから
吃音は落ち着いていきます。
お兄ちゃんはまだ幼児さん。
スイミングに通っているそうですが、
選手育成コースに
入っているそうです!
(スゴイ!!)
ところが、
普通に泳げば速い方ですが、
そのコースに入った途端、
周りのレベルがグンっと上がって、
自分の凄さを感じにくい環境
になってしまいました。
もちろん先生も厳しくなります。
ちょっとのことでは
褒めてくれません。
やっていても達成感を
感じられないとなると、
大好きなスイミングでも
意欲がだんだんなくなっていきます。
しまいには、
やる気のない態度と
みられるようになってしまい
先生に叱られることが増えてきて
しまったそうです。
そんな姿を見ていると、
親としては歯痒くなりますよね。
つい、レッスンの後に、
厳しく接してしまうように
なりました。
ママからの相談は、
「そんな時はどんな声を
かけたらいいですか?」
というものでした。
これはですね、
レッスンの後よりも
レッスンの前にかける声が
ポイントになります。
スイミングに行く前から、
日常的なことでも、
些細なことでも肯定しておく。
さらにスイミングに関しても
「〇〇がよかったよ」
「泳いでいる時かっこいいよ」
「この前のキックよかったね」
「最近、腕のフォームが
先生みたくなってきたよ」
など”できるイメージ”が
湧きやすいように肯定しておきます。
その時に、もし子どもに憧れの
選手がいるならば、
「〇〇選手みたいだった!」
とその選手をイメージさせる
ような声かけも有効です。
それを聴いたDさんは、
さっそく褒め褒め大作戦!
を結構してくれました!
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アドバイスいただいた通りに、
あらゆる部分をほめてから
スイミングに行かせてみました!
すごくやる気で、
先生からも褒めて貰えて
「どうしたんですか!?」
と先生から言われるほどでした。
終わってからもまた
沢山褒めておきました。
伸ばしていきたいです。
本当にありがとうございました。
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Dさん、ありがとうございます。
「あらゆる部分を褒めた」
Dさんが素晴らしい!
Dさんがさらに素晴らしいところは、
先生に聴かれた時に
「とにかく褒めたんです!」
と伝えてくれたことです。
強化チームなど先生の意識が高い
チームに所属すると、
そう簡単に褒めてはくれません。
しかし、今、オリンピックレベルや
プロのスポーツ選手の中で、
常識になっているのが
「セルフイメージ」です。
どんなセルフイメージを持たせるかで
選手のパフォーマンスが変わる、
ということが脳科学的に
証明されているので、
ガミガミ怒ったり、
ダメ出しをする指導は
減ってきています。
人間は褒められる続けると、
できるイメージというものが
湧いてきます。
その状態で何かに挑戦させると
本来の能力を発揮できるんですね。
Dさんの素晴らしいところは、
その行動力とスピード!
お伝えしたことを
即座に実践してくださいました。
こういうママは
ご自身もお子さんも、
ともに変化・成長が速くなります。
妹ちゃんの吃音も
かなり落ち着いているそうですが、
お兄ちゃんへの対応も
肯定が増えて親子で温かい
やりとりが増えると、
吃音がない状態が安定しいきます。
ぜひ、お子さん2人まとめて
丸っと肯定し続けてください!
Dさんはまだ講座を
始めばばかりなので、
深い話はここからです!
これから5年〜10年と
続く子育てで、
迷わずに自分でビシッと
対応法を見出せるように、
ここからもっと変化・成長
していきましょう!