キーワードは「帯状回」!吃音×発達凸凹キッズのやる気を育てて吃音をよくする!

吃音

みなさんは、
「帯状回」って
ご存知ですか?

一言で言うなら、
「やる気!」を司るところ!

脳の中でも
真ん中の方にある
原始的な脳の一部です。

帯状回は、
本能的に感じる感情から
行動したいかどうかを
判断するところになので、

行動の動機付け

になる重要なエリアです。

子どもたちで例えるなら、

「お菓子食べたい!」
「ゲームしたい!」
「Youtube観たい!」
「ママに抱っこしてほしい!」
「ママと遊びたい!」
「ママに見ててほしい!」
・・・・・

などの欲求から
「食べる!」
「ゲームする!」
行動する意欲
を作り出すところです。

例えば!

山登りが好きな人
というのは、

山登りをした経験から

「またあの感動を!」

と帯状回が反応するから
辛くても登る
という行動をします。

「辛い」という感情を
抑制して準備を整えるのは、

帯状回の周りにある
新皮質という理性的な
脳です。

ここで言いたいことは何か、
というと、

吃音×発達凸凹キッズが
どもっている時に
どんな声かけをしたらよいか、
というご相談を
よく受けるのですが、

「吃音は気にしなくていいよ」
「ゆっくり話すといいよ」

と表面的に言葉だけで
言い聞かせようとしても
理性を司る新皮質に
訴えているだけなので弱い、
ということです。

私たち人間は、
この理性を司る新皮質が
発達した生き物ですが、

ここだけに頼って
生きていくのは
しんどいんです・・・・・。

新皮質から作り出される
動機づけって、

「〜した方がいい」
「〜しないと大変なことになる」
「〜しなければいけない」

という
つくられた動機付け
だからです。

辛いことが起きた時に
踏ん張りが効かなくなるのも
仕方がないのです。

一方、帯状回から
動機付けされた
行動というのは、

自然と沸き起きるやる気
なので強いんです!

場合によっては、
「してみたい!」
という動機を抑えるのが
難しいことさえあります。

辛くても苦しくても
「やる!」という行動に
つながるのは、
帯状回から動機付けされた
行動なのです。

だから、どもっている子に
どんな言葉をかけてあげるか
考えるよりも、

どんな体験をさせて、
「好き!」
「これやりたい!」
を増やすかを考えた方が
よっぽど変化を
引き起こせるのです。

吃音×発達凸凹キッズ
の中でも、
「やりたいこと!」
がある子は強いです。

好きなことがある、
やりたいことがある子は、
行動します。

行動すると
脳が発達します。

脳が発達すれば
吃音はよくなるので、
行動量を
引き上げることが

になります。

吃音をよくしたいと
思ったら、

子どもの好きの力を
伸ばしていきましょう!

たくさん遊んで、
いろんな体験をさせ、
帯状回を刺激しましょう。

その行動を継続させるのが
ママたちの声かけです!

行動と声かけで
子どもたちの発達を
加速させて
吃音をよくしていきましょう!

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