子どもの頃に発症する
発達性吃音の最大の敵は、
ストレス
です。
子どものストレスって何?
と思われる方もいるかも
しれませんが、
その子の思い通りに
いかないことはすべて
ストレスになります。
だから個人差が
大きい〜!!
例えば、
「ママ抱っこ!」
と言って
抱っこしてもらえな
かった場合に、
「ちぇっ」
で済む子と、
「ぎゃ〜!ママ〜!
今すぐ抱っこ!
抱っこ!!!
抱っこ!!!!
抱っこ!!!!!」
という子だっているのです。
後者の子は、抱っこして
もらえないというだけで
ひどくストレスを感じる子です。
その子の耐えられる
キャパシティーを超えると、
ストレスが溢れ、
吃音の症状が強く
出てくるようになります。
お子さんをよ〜く
観察してみてください。
好きなことを思いっきり
楽しんでいる時、
外で自由に遊んでいる時、
大好きな人にベッタリ
甘えられている時、
あまりどもっていないことに
気づきませんか?
発達性吃音は、
いかに子どもから
ストレスを排除してあげるかで
症状の治り方が変わってきます。
ですが、
すべてのストレスを
排除することは
難しいのです。
特に、大人からみたら
大したことではないことでも、
または同年代の子がストレスに
感じないようなことでも、
「なんかやだ」
と感じてしまう繊細な子
にとっては、
毎日、小さなストレスに
囲まれて生きている子も
いるのです。
例えば、
・勝ち負けにこだわる子
・順番にこだわる子
・ママにこだわる子
・つまらないことをすることを
極端に嫌がる子
(歯磨きがつまらない子は
歯磨きを嫌がるなど)
・水が嫌な子
・音に敏感な子
・食べ物の好き嫌いが激しい子
・園に行きたがらない子
・寝つき/寝起きが悪い子
・完璧にできないと嫌な子
・ダメ出しされるのが嫌いな子
・指示だしされるのが嫌いな子
これらのストレスって
その子が持って生まれた
感じ方(認知)だから
変えようとすると大変だし、
そもそも無理がある!
ということもあるのです。
大人でもいませんか?
・高いところが苦手!
・香水が苦手!
・やたら喋る人苦手!
・何も喋らない人苦手!
これらも認知です。
人それぞれ感じ方は色々
なんです。
苦手なことを否定されても
本人だって困って
しまいますよね。
理屈じゃなく、
嫌なものは嫌だから。
そんなストレスを感じやすい
吃音×発達凸凹キッズには、
苦手はあるかもしれないけど
「自分で対処できるよ」
という力を育ててあげることが
大事です。
それが回り回って
吃音改善につながっていきます。
苦手でも生きていく術を
身につければ、
ストレスに感じることは
減っていきます。
吃音を治すためには、
その子が生きていく上で
感じる困り感を軽減して
あげることが何よりも
重要です。
じゃ、それどうやるの?
というと、
発達科学コミュニケーション
(発コミュ)で学ぶ、
ものの見方・捉え方の変化と
コミュニケーション術で
マスターできるのです!
続きはまた次回に
お話ししますね!