私たちの子どもたちの未来予想から逆算した教育をしよう!

脳を育てる

みなさんは、
日本の今の教育に
満足されていますか?

我が子に何を学習させ、
どんな力を身につけさせたい
と思いますか?

私は、正直、今も昔も
満足していません。

日本の受験から逆算した
テスト対策の教育に
うんざりして
アメリカ留学をしたぐらい
だからです。

そして、アメリカの高校に
通って気がつきました。

日本の教育って良くも悪くも
格差を生み出さないために、
全員に力をつけようと
必死であることを…。

私はアメリカ南部の
小さな街の公立高校に
1年間通いました。

早々に気づいたことが、
学校そのものが
生徒全員の学力を
あげようなんて
微塵も思っていないことでした。

やる気のある子、
優秀な子は本人や親の
希望があれば、
勉強の機会が与えられ、
飛び級もしていました。

一方、勉強に興味がない子は、
英語、数学、社会(政治・経済)
の必須科目だけとっていれば、

あと3教科は好きな科目を
とれば卒業できる、
という仕組みでした。

だから、私が選択したのは、
必須科目以外は、
美術、タイピング、音楽
でした^ ^

好きなことをしていれば
単位がもらえるので、
ガツガツ勉強しなくてもいい。

それはそれでありがたかった
のですが、
アメリカという社会が
そのおかげもあってか、
見事にピラミッド社会に
なっていることに気がつきました。

勉強だけではなく、
スポーツ、芸術などで
秀でた人がトップにいて、

その他大勢の一般レベルの人が
大多数を占めて、
アメリカという社会が
成り立っていることが
わかりました。

そんな学校に通う友人に
日本の高校のカリキュラムを
話した時に、
こんな質問をされて
衝撃を受けました。

「みんながそれ全部やるの?」
みんなが頭よくなる必要ある?
誰がゴミ収集車に乗るの?」

これを聞いた時、
なんて偏見に満ちた質問だろう?

とカチンと来て、
それはどういう意味かと
追求しました。

すると…、

みんなが
勉強できるようになって
NASAで働きたい!
って人ばかりになったら
仕事の取り合いになる。

勉強が好きじゃなくて、
体を動かす仕事が好きな人が
いるから社会は成り立つ。

勉強が嫌いで
ごみ収集など単純作業が
好きな人はそんなに
勉強しないでもいい。

勉強しない権利だって
あるでしょ!

ということだったんです。

例えが悪すぎると思いましたが、
確かに国民全員が
微分積分を学ばなくても
いいのではないかと思っていたので、
なるほどね、と思いました。

私は微分積分なんて嫌い!
やりたくない!
それよりももっと
政治・経済を学びたい!
と思うならそちらを学べばいいし、

スポーツに専念したい!
と思えばスポーツの時間を
増やしたっていいはずです。

広く学びたい人は広く学び、
狭く学びたい人は狭く学べる、
など教育の選択の自由が
あればいいのにと思っています。

そこで、今の小中学校の教育を
見てみると、
私の時代と変わっていないことが
多いことに驚きます。

書き順が違うと×をもらい、
止め・はね・払いができないと
赤で直され、

このスタイルって
必要でしょうか?

悔しがってやる気になる子も
いるかもしれないけど、

一気にやる気をなくす子だって
いると思います。

子どものやる気や好奇心や発想力を
そぐような教育は
もういらないんじゃないかと
思うんです。

・×はつけない、
・成績をつけない、

という教育があっても
いいんじゃないかと思います。

なぜなら
今の子達が大人になる頃、
約10年後の未来を予想すると、
重要な能力は、

・IT
・コミュニケーション
・好奇心・思考力・想像力

だからです。

AIにはできない、
人間ならではの能力に
価値がついていきます。

スマートハウスの中で
生活するようになれば、

何かわからにことがあれば
AIが教えてくれる、

勉強でわからないことがあれば
AIが即座に個別の対応で
教えてくれる、

という未来がすぐそこまで
来ているんです。

であれば、AIには
考えられないこと、
できないことに価値が
ついていきます。

そこから逆算した時に
どんな教育を我が子に
していきたいか、

学校任せでは、
今の日本の現状を見ていると
社会の変化のスピードに
ついていけなさそうなので、
家庭でするしかないのでは
と考えています。

つまり!

ママが子どもたちの未来を予想し、
逆算してどんな力を授けたいか
考えていきませんか?

どんな力を育てたら
我が子が未来の社会で
生き抜いていけるか
そこから考え、
子育てしていくのが
上級講座ですることです。

まずはママとパパが
自分が経験した教育の常識ではなく、
これから来るであろう教育を
先読みして伸ばしてあげたい力を
決めることです!

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