ネガティブ発言をしても褒める?!気持ちを言えない子のアウトプット練習

繊細・敏感キッズの
「自分の気持ちを伝えられない」
をテーマにお届けしています。

今日は「嫌だ」「不安だ」
という自分の気持ちに
フタをしてしまう子に

安心して気持ちを語らせてあげる
驚きの方法をお届けします!

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繊細・敏感キッズの中には

 
「否定的な言葉は

 発してはいけない」

と強く感じる子がいます。

もちろん、人を傷つけない
と言う意味では
とっても大切なチカラですが

自分の「辛い」「嫌だ」と思う
気持ちにもフタをしてしまいがちで

そうなると、子どものSOSに
私たち大人が気づいてあげにくく
なってしまうのです。

繊細・敏感キッズは
人の気持ちを敏感に察知したり
ストレスに気づきやすかったり
する一方で

「こうあるべき」という
正義感も強かったりするので

「自分もネガティブなワードは
 言ってはいけない」と感じて
しまい、思いを封印!!

 


本当なら、お子さんが「辛い!」
と感じている時こそ

その「不安」や「嫌だ」を
上手に吐き出させてあげることが
サポートのファーストステップ
なのですが…

それができない!!のが
自分の気持ちを伝えられない子の
難しいところなのです。

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発コミュ上級講座の仲間と
一緒に開催している
パステルジャンプ勉強会で

パステルジャンプリーダーの
すずき真菜さんが
こんなエピソードをシェア
してくださいました。

ーー

息子は不安が強くて
なかなか自分の気持ちを
伝えられない子だったのですが、

以前、発達の専門家にかかった時に

「40代の会社員のおじさん並みに
 仮面をかぶって、相手に気を
 つかっていますよ

といわれました。

そんなに自分の気持ちに
フタをしていたんだ…と
私も気づかされました。

発コミュを実践した今では
息子は、自分の不安や嫌なことを
ちゃんと言葉にして
伝えてくれるようになっていますが

その当時はさすがに驚きました!!

ーー

こんな、びっくり!のエピソードを
語ってくださいました。

すずきさんの息子さんが
「自分の気持ちを伝えても大丈夫」
と思えるようになるために

すずきさんがおウチで
実践してくださったのは

『家の中は「嫌だ!」と言ったら
 それすら褒める』作戦です。

あのお友達が苦手だ…
あの先生が嫌いだ…

なんて子どもが言うと、私たちは
「そんなこと言っちゃダメ!!」
と反応してしまいがちですが

「嫌だ!」と言えたことを
受け止め、認め、ほめる。

「ネガティブな反応を
 してもいいんだ!」ということを
 親子の対話で学んだお子さんは

自分の「嫌だ」「不安だ」という
気持ちをちゃんと表現できる
ように成長していきました!

私たち大人が無意識に発している
「そんなこといったらダメ」
のメッセージが

繊細・敏感キッズの気持ちに
フタをしてしまうことがあります。

『ネガティブワードも褒める』

こんな、新常識で
繊細・敏感キッズの心の扉を
開いてあげてくださいね。

今日はここまでです。

 

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