考える力をつけるゲームの使い方しっていますか⁉ママの質問力を伸ばして聞いて欲しい質問はこれ!【パステルジャンプ勉強会】

子どもを好きなことで伸ばしたい思っているお母さんは多いのでは?でも、ゲームのことがわからないお母さんにとって子どもとゲームの話をするのは難しいと感じませんか?考える力をつけるゲームとの付き合い方を知って、お母さんの質問力をアップできます!
 

こんにちは!パステルジャンプ編集部です。
上級講座生でオンライン勉強会を開催しました。今回は、子どもの考える力を育てるためにゲームを使った会話の仕方を学びましたので、皆さんにシェアしますね!

子どもの好きなゲームで子どもを伸ばすってどうすればいい⁉

皆さんは、子どものゲームについてどう考えますか?

・子どもの好きなゲームは脳の活性化に役立つ
・好きなことからたくさんのことを学べる
・オンラインゲームで友達作りもできる

等々、最近ではゲームのメリットも明らかになってきて、「ゲームもいい面があるんだな。私も子どもとゲーム一緒にしてみようかな」と思う方もいるのではないでしょうか?

ちょうど、これからの季節は、夏休みに入るとおじいちゃんあばあちゃんからおこずかいをもらったりして、子ども達がゲームを新しいゲームをゲットする機会も多いですよね!

けれど、お母さんにとって全然興味がわかない‼
子どもにも、「お母さん、下手すぎる、触らないで!」と拒否される…

ということはありませんか?

会話をしようと思っても、

「ゲームやってるんだ〜」と声をかけたら、「うん、まあね」と会話が終わってしまう…

もしくは、「このゲームね、〇〇で〜、△△で、〜だから、□□なんだよー!」と、解釈不可能なマニアックなよくわからない説明が返ってきて、さっぱりわからない…ということも。

ゲームを楽しめない私が悪いの?
いやいや、この子の説明の仕方が悪いからじゃない⁉

と、自分を責めたり子どもを責めたりしてしまいますよね。

お母さんが、ちょっとしたコツを意識するだけで、子どもの考える力や説明する力が育ち、ゲームの話題も親子で楽しくできるようになります!

皆さんにぜひ活用していただきたいです!

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これからの子ども達に必要な考えるチカラ

現代は、大量に流れている情報の中から、新たな価値や知識を生み出すための「自分で考える力」が必要なのはご存知ですか?

You Tubeや様々なSNSでは大量の情報が流れ、文章やイラストを作ってくれるAIも登場してきた今。

何が正しいか正しくないか、自分は何を知っていて何を知らないのか、何をやりたいのか、何をしたら成長できるのか、そんな風に論理的に考えることが大事になるのです。

だから、子どもには、「そんなことがあるんだ!もっと知りたい!やりたい!」と思えるようなことで、考える力をつけてあげるのがいいんです。

好奇心は、集中力や記憶力をアップさせることがわかっていますし、幸福感も与えてくれます。

だから、ゲームで考える力を育てることは、これからの未来を生きる子ども達にとって絶対に役立ちます!

そして、それを可能とするのは、毎日のお母さんの質問スキルにかかってくるのです!

考えるチカラを伸ばす親子の会話は、伝えるチカラも成長させてくれます。わけのわからないゲームも、親子の思考力を伸ばす良いツールになっちゃいますよ!

勉強会の中では、ロジカルシンキングやメタ認知トレーニングなど、考える力についての専門的な研究をしていきました。
ここでは、その中から考える力をつける子どもへの質問の仕方についてご紹介します!

 

 

 

 

子どもの考える力を伸ばすにはママの質問力が鍵!

子どもとママのゲームの会話で、子どもの頭が良くなる会話の仕方をお教えします!

例えば、ゲームについてお子さんがよくわからない言葉を並べて伝えてきたとしましょう。

子ども:「今さー、ゲームやってて、モッド入れたらうまくいかなくて、でも、うちのじゃそれダメだったみたいでさー。もっといいのが欲しいよねー。」

ちょっとよくわからないですよね…

まず、意識してほしいのは、こんなこと。

WHAT(何を?)
WHAY(なぜ?)
WHO(誰が?)
WHEN(いつ?)
WHERE(どこで?)
HOW(どうやって?)

です!

先程の子どもの発言を聞いて、

「モッドって何?」
「モッド入れたっていつ入れた?」
「うちのじゃダメって、うちのっていうのは何?」
「もっといいのが欲しいって、いいモッド?いいゲーム機械?どっち?」

と、たくさんのツッコミどころがありますよね。「うちの子、ほんとに説明力が下手くそだわー」と思って終わらせずに、たくさんツッコんであげましょう。なるべく、子どものプライドを傷つけないように聞いてあげることがポイントです。

「ねぇ、前にも教えてくれたかもしれないけど、モッドってなんだっけ?」(Minecraftに使われる用語です)
とか、

「うちのじゃダメだったって、何がダメだったの?」
等、お子さんが話しやすいように細かく聞いてあげましょう。

答えてくれたら、「教えてくれてありがとう‼」と感謝の気持ちを伝えることで、「お母さんは自分が説明すると喜んでくれるんだ」と感じることができます。

そのように、機嫌よく会話ができることを感じられるようになったら、更に、ゲームについての質問のバリエーションを増やしていくことができます。

誰?を意識して、
「ゲームの中で好きなキャラいるの?」
「主人公はどんな人?」
「一番強いキャラは?(面白いキャラは?等もOK!)

と、ゲームの具体的な登場人物について聞いたり。

いつ?を意識してする質問はこちら。
「そのゲームの世界観っていつ頃なの?」
「今の時代設定のゲームなの?」
「ゲームって過去とか未来とか出てくるけどいつ頃?」

たくさんのゲームの中には、架空の時代設定や、激動の時代だった過去、未来的な時代設定など、様々な世界観があります。「いつ」を意識した質問で好きなゲームの世界について話してもらうこともできます。

どこで?
「ゲームの舞台はどこ?」
「なんていう場所なの?」
どうやって?
「どうやったら強くなれるの?」
「ポイント制なの?」
「どうやって戦うの?」
「負けちゃったらどうやって復活できるの?」
「今日はどんな感じで攻略しようと思ってる?」

などなど、こんな風に質問をしていくことで、「なんとなくゲームが楽しいからやってるだけ」と考えている子どもの考えるチカラを伸ばしてあげることができます。

『まだ経験値が足りないから経験値を上げるために〜やって上げるんだ』
『ガチャを引いて、強いアイテムをゲットしたいんだ』

等と、ゲームをどのように攻略していこうか論理的に考える。そしてそれを人に説明する。このやりとりをお母さんとするだけで、子どもの考えるチカラ、伝えるチカラが伸びていきますよ!

そして、「子どもがこんなに考えてゲームしているんだな」とわかると、お母さんもゲームをさせることへの罪悪感や嫌悪感が減り、ゲームも楽しく親子のコミュニケーションをとるための一つのきっかけと考えることができるようになります。

これからの夏はオウチでダラダラしやすい時期ですが、しっかり言葉でアウトプットする機会を作ってあげましょう。子どもは次第に、お母さんが質問しなくても、考えるチカラが伸びてわかりやすい説明をしてくれるようになりますよ!

執筆者:パステルジャンプ編集部

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