朝起きられない不登校小6女子が、昼夜逆転から抜け出せた刺激的なスキンシップ方法!

お子さんが不登校になり、昼夜逆転して困っていませんか?我が家の小6の娘も、不登校になってから起きられず、昼夜逆転気味になってしまいました。そんな娘が起きられるようになった刺激的なスキンシップ方法をお伝えします。

1.朝の弱い娘が不登校になってより起きられなくなった 

不登校になったお子さんが、昼夜逆転になりそうで困る。どうやっても起きてこない、と頭を悩ませていませんか? 

我が家の小学6年生の長女は、5年生の1月に不登校になりました。 

もともと寝付くことが苦手で、朝の弱かった娘。 

学校に行っていた時は、朝なんとか起きていたものの、不登校になってからはまったく起きることができなくなりました。 

不登校になりたての頃は、本人も疲れ切っていたので、あまりあれこれ言いすぎず様子を見ていたのですが、どんどん起きる時間が遅くなってしまいました。 

昼夜逆転することが不安で、覚醒を促そうとカーテンを開けて朝日を入れたり、温かいスープをもって行ったり、グミなど噛ませたりしましたが、なかなか起きてくることが出来ません。 

結局、イライラした口調で「そろそろ起きたら?」「もう○○時だよ!」と言って起こすことになり、ますます娘は起きる気持ちを失っていきました。 

そんな昼夜逆転傾向だった娘が、わたしに促されて起きるようになり、さらには起こされなくても起きる日が出て来た、ある刺激的な方法をお教えします。 

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2.なぜ不登校になると昼夜逆転になるのか? 

不登校になるとなぜ昼夜逆転することが多いのでしょう? 

まず、何よりも不登校になった子どもは、ギリギリまで頑張ってきた状態のためエネルギーが底をついてしまっており、休息を必要としています。そのため、はじめは睡眠をしっかりとってエネルギーをためる必要があると言えます。  

さらに、「不登校になってしまった」ことに自己肯定感が下がり、「これからどうしたらいいのか」と不安を抱えた子どもたちは、夜布団に入ると様々なネガティブな記憶が思いだされすんなりとは寝つけません。

学校でのしんどかった思い出や、失敗体験など、ネガティブな記憶を残しやすい繊細さんや発達凸凹の子は特にその傾向が強く出ます。夜寝られないので、朝も起きられないという当然の結果に。 

そして、少しエネルギーが溜まってきても、朝はみんなが登校する時間帯。できれば忘れたい時間帯に当たります。また学校に行くなどの予定もなければ、起きる理由がありません 

そのため、不登校になるとどんどん朝起きることが苦痛で、昼夜逆転傾向になってしまうのです。 

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3.「聴覚」ではなく「触覚」刺激で脱昼夜逆転作戦! 

娘の昼夜逆転を防ぎたいと悩んでいたとき、発コミュの上級講座生だけが受けられる脳の勉強会で「聴覚」ではなく「触覚」で起こすことを学びました。 

講義の中では『できれば楽しい方が良いので、ギューッとする』ということも話されていましたが、思春期の娘を突然ギューッともできません。 

そのため『足裏にアイスノンを当てて起こす』ことをされていたお母さんの実例を参考に、まず足裏への刺激を、楽しくやってみようと考えました。 

♦布団の上からタッチ⇒直接タッチ⇒足裏刺激 

まずは、部屋に行って「おはよう。朝だよ。起きられる?」と声をかけた後に、布団の上から足をメインにゆすったり、さすったりします。 

次に直に足全体をさすり、嫌がっているようでなければ、足首を掴んで足裏をこぶしで刺激します。 

「悪いところがあると痛いらしいよ。どこかある?」などと話しながら、とにかく明るい雰囲気でおこないます。 

♦布団からの起き上がりをヘルプ! 

少しずつ目が覚めてきたら、さらにもうワンアクション。布団から起き上がるまでの動作を助けてやります。 

なぜなら、起きられない子は、目が覚め切っていないということもあるのですが、とにかく布団から体を起こして歩きだすまでにものすごくエネルギーが必要だからです。 

そのため、布団から完全に起きるところまでを、助けてあげます。こうすることで、流れの中で軽いハグを取り入れることもできて一石二鳥。 

わざわざハグするよりも、嫌がらずに受けとめてくれます。 

これを繰り返していくたびに、娘はわたしが起こしに行った時に起きることができるようになりました。さらには、わたしが声をかけなくても自分から起きる日も出て来ました。 

以前より早く起きられるようになったことで、娘は家族と過ごす時間が増え、会話も増えました。時には一緒に買い物にも出られるようになり、行動量がアップしました。

いかがですか?お子さんの昼夜逆転にお困りなら、一度この方法を試してみてはいかがでしょうか? お子さんが朝、起きてこられる日が増えていきますよ!

執筆者:小林ほなみ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー) 

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