小さな頃から育てにくいところはあったけど、好きな遊びに集中して好奇心旺盛な様子を見せていた子が、小学校に入ってから、
なぜか学校生活に苦しんでいる…
不登校になってしまった…
「IQが高いのになぜ?」
「何が辛いの?」
「本気でやればできるんじゃないの?」
ママにとっては、そんな「なぜ?」が浮かんできます。
ここで、世の中の「発達障害グレーゾーン」の誤解あるあるを1つご紹介。
実は「IQが高いから凸凹してない」…ということではない!のです。
その理由を解説していきます!
2.頭が良いのに学校でつまずく理由は?
◆感覚の過敏さ
ほかの子が気にならない音や光、においなどに強いストレスを感じることがあります。
この過敏さは、いつも同じ症状がでるわけではなく、ストレスや不安が高まることで表出してくることもあります。
なので、小さい頃はあまり気にならなかったけど、学年があがってきて学校生活で求められるものが多くなってきて、そのストレスで教室や学校がしんどくなる、集中できない、ということが起きやすいです。
だから「小さい頃は大丈夫だった」と安心しすぎずにお子さんの変化に目を向けてあげてほしいです!
◆集団のルールが負担になる
友達や先生など、ほかの人の気持ちを読み取るのが苦手でコミュニケーションにずれを感じやすいASDタイプの
お子さん。
そして、空気を読みすぎてしまって相手を怒らせたらどうしよう、など気を使いすぎて、ヘトヘトになってしまうHSCタイプのお子さん。
どちらも、集団のなかで、人に合わせることがストレスになってしまいます。
とくに小学校高学年思春期になると、周りの子ども達のコミュニケーションスタイルがかわるので集団でうまくいかないお子さんが増えていきます。
◆完璧主義によるストレス
IQが高いお子さんは、学校では「できる子」「いい子」と評価されやすいです。
周囲に求められる通りに、頑張らなくちゃ!完璧にやらなくちゃ!
こだわりの強さからこんな完璧主義思考になると、ちょっとの失敗や計画通りにできないことが出てくると、不安になって自分はダメなヤツ!なんて思い込んでしまうんです。
学校という環境では「勉強ができる子」は先生にも、親御さんにも褒められやすいです。
そして、その「できる子」の陰に、発達のほかのことが隠れてしまうことも多いんです。
グレーゾーンゆえにある学年までは頑張れちゃうことも多いのでなおさらです。
そして、そういうお子さんに多いのが「過剰適応」です。
がんばらないと、
ちゃんとやらないと、
とアクセルを踏み続けて…
だけど、実際は、他にも学校生活のつまずきは感じていて…
つらいのに、がんばらねば、
つらいのに、学校行かねば、
これが続いて自分のキャパシティをオーバーしてしまうのが「過剰適応」です。
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私たち、大人の目からは気づいてあげにくい高IQのお子さんの
「勉強はできるのに学校生活に苦労する」
についてお話をしました。
「IQ高いのに凸凹してるってどういうこと?」についても読んでみてください。
https://desc-lab.com/pasteljump/22363/
▼こちらの記事も参考にどうぞ!▼
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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