この記事は
「IQ高いのに
凸凹してるって
どういうこと?」
をテーマにお届けします。
発達検査でグレーゾーンと
いわれるのは
どういうことでしょう?
今日は発達検査の数字の
お話をしながら
凸凹とは?
どんな辛さがあるの?
を紐解いていきますね!
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発達検査でつかわれる
WISCという検査では
IQ(知能指数)だけでなく
「言語理解」
「視覚認知」
「処理速度」 などとよばれる
個別の指標についての力を
把握することができます。
WISCは定期的に改訂されていて
いま、日本では
WISC-4とWISC-5が
使用されています。
(今日は、細かい解説は
省略しますね〜)
この各指標の数字の
「ばらつき」や
「凸凹」があると
IQが高くても
グレーゾーンといわれる
ことがあって
日常生活や学校生活に
辛さが生じてしまうんです。
例えば(ケースその1)・・・
聞いたり読んだりした
内容の理解がはやく
(「言語理解」が高い)
言葉が図や絵を見て
問題を解くのは得意
(「視覚認知」が高い)
だけれど
作業を進めるスピードが
ゆっくりなタイプ。
(「処理速度」が低い)
こんな凸凹があると
一例としてこんな困り感が
でてきます。
・聞いたことを全部ノートに
書くのが追いつかない
・答えがわかっていることを
何度も繰り返し書く
学習スタイルを嫌がる
など。
頭ではわかっているんです。
わかっているのに
アウトプットにつまづいてしまい
書くこと、繰り返すこと、などの
学校教育スタイルが
どうしても苦痛になってしまいます。
例えば(ケースその2)・・・
絵や図、パズルなどを使った
視覚的な情報処理が得意だけど
(「視覚認知」が高い)
言葉を使った理解や表現に
苦手さがある
(「言語理解」が低い)
こんなタイプだと。
算数の図形問題だったり
目で見たものは
スムーズに理解できても
言葉で説明された内容の
理解に苦手さが出たり
ならったことを
言葉にして表現しようとすると
うまくいかなかったり、
お友達との
コミュにコミュニケーション
がスムーズにいかない、などの
大変さを抱えることがあります。
こんなふうに
IQが高くても
得意な力と
苦手な力の差が
一定以上開いてくると
子どもたちは
しんどくなってしまうんです。
持っている力を
バランスよく使えないって
脳にとってはストレスなんです。
私たち大人は、ついつい
「図形問題ができるなら
計算だってできるでしょ」
「特定の科目だけ
手を抜いているんじゃない?」
など、努力不足
と捉えてしまいがちですが
そうではないんだよ…
ということを
少しでも知っていただけると
嬉しいなと思います。
子どもたちを取り巻く環境が
子どもたちにとって
少しでも「優しい」環境に
なってほしいと願います。
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今日は、ちょっと真面目に
発達凸凹についてお話をしました^^
次回はIQ高い系の凸凹さんが
発コミュでどんな変化成長をしたのか
お話したいと思います。
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