不安を減らし人と関わる力を育てる親子のコミュニケーション

 


今日のテーマは

人付き合いが苦手な子の
コミュニケーション力を
伸ばすには

ママがお手本を
見せてあげるだけでいい!

です。

3学期、進級進学の不安で
元気がなくなるお子さんが
増えます。

というお話を
前回のメルマガでお話ししました。

バックナンバーはこちら
▼3学期はチャンスでもありピンチでもある!
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1638/5402/759907/

お子さんにとっては
「友達とうまくできるかな…」
「新しい先生どんな人かな…」
こんなたくさんの不安がある。

集団での対人関係や
コミュニケーションが
不安の上位にくるお子さんも多い。

だから、そんなお子さんの
様子をみて、お母さんも

「大丈夫かなー・・・」

「うまく気持ちを伝えられる
 ようになってほしい・・・」

と、応援したくなりますよね!

その時にぜひやってほしいのが

お母さんがお手本を
見せてあげる

ということなんです^^

ええー!私ですかー?
と思わないでくださいね^^

お母さんのリアクションが
お子さんのコミュ力に
影響するんです!

子どものコミュニケーション力を
改善しようと思ったら

子どもばっかり
なんとかしようとするよりも

もっと近道があるんです。

発達グレーの子は
外でのコミュニケーションで
うまくいった体験が少ないです。

だから「お家」「ママ」で
お手本を知ったり
会話の成功体験を積ませて
あげることがカギになるんです。

お母さんの言葉、
表情、リアクション
をお子さんは毎日見ています。

そしてそこから学んでいます。

となったら

母さんが、
不安そうに話すのと
明るく話すのと、
どっちが良さそうですか?

お母さんが、
優しい声で話すのと
暗い声で話すのと
どっちが良さそうですか?

お子さんが

今の会話楽しかったな、

今の言い方わかりやすかったな、

安心して話せたな、

と感じるコミュニケーションが
子どもにとっての
教科書になっていきます。

この時期

お子さんの不安が高まり
休みをぶり返したり
不登校が続いたりする
お子さんもいるかもしれないですが…

お母さんが感情に左右されずに
コミュニケーションの
お手本をみせてあげてほしいのです!

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ミラーニューロンという
言葉をご存知ですか?

人の脳には「ミラーニューロン」
という仕組みがあります。

他の人の行動をみた時に
自分の脳内で同じように
再現しようとする働きをします。

例えば
✔ お母さんがイライラした声で話す
→子どももピリピリする


✔ お母さんが落ち着いたトーンで話す
→ 子どもも安心する

お母さんの話し方から
子どもたちは学んでいるんです。

もちろん

発達の特性のある子どもたちは

コミュニケーションスタイルが
独特な子も多いです。

だから、ママお手本になるだけで
全ての課題がクリアになるわけでは
ありませんが

お母さんのコミュニケーションが
穏やかで、明るい、わかりやすい
スタイルになっていれば

脳にはプラスの情報が
しっかり届いていくので

不安は落ち着きやすくなります!

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お母さんの声かけ一つで
子どもは変わります^^

今日からできる
お母さんのコミュニケーション
改善ポイントをご紹介します!

✔ 明るく、優しく、はなす。
 ↓
声のトーンによって
感情を逆撫でしたり、
落ち着かせたりします。

優しく話すだけで
扁桃体(不安を感じる部分)の
過敏さがおちついて
不安が和らぎます!

そしてお子さんは
その柔らかな口調を
だんだん真似してくれます。

✔短い文章のキャッチボール
を増やしてみよう!

お子さんが休みがちだと
どうしても
諭しがちになっていませんか?

例えば

「どうして勉強はした
方がいいかというと…」と

その理由を
延々と語って聞かせる

これ、私は
やってしまっていたんです。

そうすると、息子的には
「あーあ、だるいなー、
 まあ聞き流しておくか」
となるので

聞く力も育たないし
人と関わる力も
育っていかなかったんですよね。

だから、話は、短く、スパッと
わかりやすく!

そこから、会話のキャッチボールを
広げていって、コミュニケーション
の量を増やしてあげてください^^

この2つなら、今日からでも
できそうだと思いませんか?

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発達グレーっ子の
コミュニケーション力は

一度にグッと伸びるのではなく

順を追って育っていきます。

1)話を聞いてもらえる安心感
 ↓
下手でもなんでも、今はまだ
それを指摘しなくて大丈夫^^

聞いてもらえた、
話して楽しかった!

ここがスタートラインです。

2)安心できる人との
会話のキャッチボールスムーズに

 ↓
お母さんが上手きいて
上手に返してあげることで

キャッチボールがスムーズになる。

語れなかった気持ちを
アウトプットできるようになる。

3)コミュニケーションスキルが育ってくる
 ↓
「ああ、その言い方は
 直してあげたないなー」
と思う部分も

ママが、さりげなく
導いたり、教えたりしながら、

コミュニケーションスキルを
習得していく。

こんなステップを踏みながら

「店員さんに声をかけてみようか」

「先生に相談してみようか」

とコミュニケーションを
外で、学校で、集団で
使えるようになっていきます。

今日は、お子さんと、どんな会話をしてみますか?

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