今日のテーマは
子どもの行動力を
引き出したい時は
「行動」より
「感情」に注目してみよう
です。
不登校のお子さん
「平日の外出」を
嫌がることはありませんか?
お母さんが誘っても提案しても
お子さんが乗ってきてくれない…
そんな時は「行動」よりも
「感情」に注目するのが
オススメです。
パステルジャンプの仲間
Kさんの娘さんは現在中学1年生。
不登校になって家で過ごす時間が
増えていました。
お母さんが平日にお出かけに
誘っても「嫌だ」と断るばかり。
家にこもり、活動量が少なくて
お母さんからみても
ストレスが溜まっているように見える。
それなのに外出に誘うと
断られることが多い。
その理由は
「みんなが学校に行っているときに
人に会いたくない」
「行きたいところがない」
「体調が悪い」でした。
そんな娘さんが、平日の午前中に
自分で歩いてスーパーまで
買い物に行くまでに意欲的に!
そんな変化成長の1つ目のきっかけは
パステルジャンプの勉強会で
私がお伝えした言葉でした。
『家で元気に過ごせるようになったら
次は、少しだけ「負荷」をかけてみてね』
と私はお伝えしました。
そしてもう1つのトライのポイントは
仲間のレポートから
「行動力を上げたいときは
感情系の脳を刺激する」
ということを学び
実践されたこと、でした。
Kさんが、実際にお子さんに
どう提案したのか、ご紹介します!
その1)
出かけたい気持ちを作る作戦
「新しい靴を買いに行こうか」
「何色の靴にするか決める?」
「あのワンピスに似合いそうだね!」
お子さんが興味のあることを
きっかけに、お出かけのイメージを
持たせてあげました。
その2)
苦手なことの背中をちょっと押す
お出かけの難易度を小さくしてあげました。
「車から降りなくていいから
ドライブにいこう!」
と負担が少ないことから
「できそう」なイメージを持たせてあげました。
出かけたい気持ちを上手に
作ってあげたことで
平日の、午前中に、
自分で歩いて、スーパーまで
買い物に行けたんです!
そして3つ目。
お子さんのトライは
必ずプラスの記憶にしてあげます。
「◯◯と買い物楽しかったね!」
「いい運動になったね」
と娘さんに声をかけて
ポジティブな感情を
上書きしてくださいました。
行動しないと
発達は加速しません。
不登校キッズは
「見守る」の先の
「発達」まで1セットにして
はじめて成長が加速します。
だからといって
なんでもやらせたら
いいわけではないんです。
大人がやって欲しいと思うことを
いきなりトライさせても
失敗体験にさせてしまうと
「もう二度と挑戦しない」と
ネガティブな記憶ばかりが
残ってしまい、もっと行動しない子
になってしまいます。
お子さんが行動しないと
「あれして」「これして」
ただ声かけのテクニックだけに
目が行きがちですが
私たちがやっているのは
脳の仕組みを知って
うわべだけの対処で
終わせない勉強。
ママが脳のことを分かり始めると
こんなふうに、自分で考えて
我が子の行動を引き出すことが
できるようになっていきます^^