「これやってみない?」が通じない不登校の子とどう関わったらいい?

不登校の子の行動力を上げる と
いわれても
いまいちピンとこない。

外出にさそっても 嫌がるし

じゃあ家の中で何か
できることはないかと思い

「これ、手伝ってくれる?」
と誘っても

声をかけたその瞬間
間もなく返ってくる
短い「イヤ」の返事。


それ以上は何も言えなくなる…
空気が止まる…

―今の声かけまずかった?
―この対応、合ってた?


子どもを動かそうとした一言が
お母さんの迷いを大きくする
ことがあります。


不登校の初期に起きやすい
「あること」があります。


それは
「全部お母さんがやってくれる」
という状態。


不登校の初期は
お子さんの承認欲求を満たすために

「聞いてもらえた・わかってもらえた」

の体験を増やすことは大切です。

ですが、そればかりが続くと子どもは
「守られる側」が
定着してしまう。

つまり「ママがやってくれればいい」
の状態が続いてしまうことがあるのです。

そうすると
「これやってみない?」
いくら声をかけても

「ママやってよ」
となることがあります。

こうなると行動を引き出すのは
難しくなってしまいますよね。

ではどうしたらいいのか?

「やってもらう側」から
「やってあげる側」に
子どもの役割をシフトしてあげる
声かけが実はポイントになります。

今日は、同じように悩んでいた
Nicotto講座生高嶋さんの
お家での実践の工夫を
ご紹介します。

そのポイントは
「あなた、頼りになるわ」
の自尊心をくするぐる
サポートの視点でした。

高嶋さんの中学生の息子さんは

朝、起きる時間がどんどん遅くなり
ご飯も「食べる必要ない」と言う。

ときには、
「バナナジュース作って!」
逆にお母さんが
子どもに
振り回されてしまう場面もありました。

そんなお子さんでしたが

高嶋さんが対応を変えると、
お母さんの様子を見ながら
少しずつ動いてくれるようになりました。

食事の準備や、
調べ物などの場面で、
力を貸してくれることが増えていったのです。

その変化を生み出した
対応のポイントは

「お母さん、今ちょっとできないかも」
という状況をつくったことでした。

「手伝ってよ」と言うよりも

「今手が離せなくて〜」
 と伝えることで

お子さんの「しゃあないな」
の気持ちを引き出して

スモールステップで
いろんなお手伝いをしてくれるように
なっていきました。

ーーー

不登校のお子さんの行動が増えずに
悩んでいるママへ。

お子さんに指示の声をかける前
自分にこう聞いてみてください。

「これ、子どもがイラッとするかな」  

それとも


「しゃあない、力を貸してやろうと  

 おもってくれるかな」

どっちだろう?

もし、「イラッとするかも」 と
思ったら

それは、無自覚の”命令”に
なっているかもしれません。

お子さんの
「役に立てた!」
「役に立ちたい!」の感情を

どうやってくすぐってあげるか?

これ、とっても大切な視点です。

 

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