1.発達障害グレーゾーンの子どもの進路問題にやきもき
お母さんたちが、発達障害グレーゾーンキッズ育てにやきもきする理由の1つに進学・進路問題があります。
学校の成績、偏差値、内申点、出席日数、などなど
発達障害グレーゾーンの子どもたちにとっては、ちょっと苦手なワードが頭をよぎりますよね。
だからお母さんは、「みんなと一緒に頑張らせなくちゃ!」と焦ってしまいがちです。
ですが、実は、定番の日本の教育制度・受験制度が発達障害グレーゾーンの子どもたちに合うか、というとそうではないんです!
私達お母さん世代が知っている日本の教育や進路の常識だけでは、発達障害グレーゾーンキッズは、ちょっと窮屈なことも多い。
無理に定番の教育制度に、発達障害グレーゾーンの子ども達を合わせようとすると、子ども達に様々な弊害が出てきます。
頑張って受験をしたけれど入った学校の環境が合わずに、続けれられなかったお子さんのお話もよくお聞きします。
勉強が苦手な子が無理に勉強をさせられると自分に自信を持てなくなります。
集団が苦手な子を無理に大人数の学校で毎日学ぶことを強制したら、人間嫌いになってしまうことも。
2次障害にまで発展し、暴言、暴力、うつ、引きこもり…こんな状態になってしまった思春期の発達障害グレーゾーンの子ども達は、その子の特性に合った環境に変わったとしても元気を取り戻すまでに少し時間がかかります。
だから、「うちの子は、学校しんどそうだな…」とお母さんが不安に思っていたら、ぜひ!お母さんが知らない進学・進路の選択肢を知ってほしいのです。
2.日本の教育で我が子は変えられない!
我が家の息子(現在高校3年生)は、中学1年生の頃たくさん遅刻をしました。
家は出発しているんです、なのに途中で寄り道をしていたのでしょう…
なかなか学校に到着しない(笑)
学校の授業に集中できない、勉強がわからない、そもそも興味が湧かない、理由はいろいろあったのだと思いますが内申点はガクッと下がりました。
そして、中学2年の頃不登校になりました。
学校に行こうとすると、体も心も動かないそんな状態になり学校を休みました。
学校を休むことへの心配は
「このままじゃ登校日数がたりないのでは…」
「進学の時に不利になったらどうしよう」
こんな想いとしてあらわれました。
私も、出席日数が心配でしたし、勉強が遅れるのも怖かったです。
何が何でも無理をさせて行かせよう…としていたこともあったんですよ。
それが親心というものです。子どもの将来の幸せを願えばこそ、ですよね。
なぜなら、それが日本の教育の暗黙のルール、だからです。
ですが息子に無理をさせてからのマイナスの変化を、私は目の当たりにしました。
そんな息子の変化を見て、成績が良ければ、学校に行ければ、この子の人生はHappyだと思っていたけど、もしかしてそうではないのかも…
そう思ったとき、発達科学コミュニケーション(以下、発コミュ)に出会うことができました。
3.我が子専門アドバイザーになって多様な選択肢をゲット!
発コミュに出会い、私は、発達障害グレーゾーンの子が、
学校に行けなくなるのにも、
勉強が苦手なのも、
友達関係が苦手なのも、
ルールを守るのが苦手なのも、
本人のやる気や努力の問題ではなく発達の特性が影響しているとやっとわかりました。
そして無理をさせるとどうなるのかを、自分の息子の体験をもって知りました。
だから!
お母さんが自分の子どものことを
よーく理解して、進路というたった1つのきっかけだけで子どもたちがつぶれないように、別の歩み方も提案してあげられるような
”わが子専門アドバイザー”
になってほしいのです。
そして、私はそんなお母さんたちをたくさんにしたい、そう思っています。
発達障害グレーゾーンの特性があっても、イキイキと学べる場所があることをご存知ですか?
今、勉強が苦手でも合った環境にすすめばチカラを発揮し始めることをご存知ですか?
不登校を経験した子が大学まで進んで学んでいることをご存知ですか?
成績、偏差値、内申点、受験。
これだけにとらわれて、子どもと途方にくれるお母さんを救いたい。
だから私は「常識にとらわれない」発達障害グレーゾーンキッズの学びや進路の情報をパステルジャンプというWebサイトで仲間と一緒に発信しています。
発達障害グレーゾーンの子たちの多様な選択がスタンダードになる時代を創りたいたいんです。
発達のことを学び、知り、子どもの進路も生き方ももっと柔軟に考えられるお母さんになって発達障害グレーゾーンキッズ子育てのモデルケースになってみませんか?
今はまだ「大変!」と感じる子育てかもしれませんが、思春期発達障害キッズとも良好な親子関係が築けたり、進路のことも学校のことも相談し会える親子になれるんです!
子どもたちは、まだまだ成長します。可能性のかたまりです。
前向きなわが子専門アドバイザーのお母さんたちと一緒に「発達障害グレーゾーンキッズのこれからをナビゲートしていきたい!」と本気で思っています!
一緒に頑張りませんか?
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
わが子専門アドバイザーになるためのコミュニケーションを学べます↓↓↓