爆笑珍騒動から学ぶ発達障害ADHDの集中力が途切れる母の仕事の姿とは⁈

私、現役トレーナー清水畑の息子は、なぜその時集中が途切れてしまったのか?爆笑珍騒動から発達障害ADHDタイプの集中力について気づいたこと、日々のトライ&エラーから我が子の発達に合わせた対応を学ぶことの大切さをお話します。

1.発達障害ADHDのおそるべき集中力の結果は?!

発達科学コミュニケーション(発コミュ)トレーナーの仕事、それは我が子の対応のトライ&エラーの記録を他のお母さんの子育てに活かしてもらうことでもあります。

そんな私の息子が、集中できずに先日爆笑珍騒動を巻き起こしました。

トレーナーの家でもこういうことがあるんだ!というお話から、注意欠陥多動性障害(ADHD)の集中力についてお話したいと思います。

◆発達障害ADHD不注意タイプと一緒に仕事するとき注意

息子は発達障害ADHDの不注意タイプ男子。

勉強していても、すぐにどこかの世界にいってしまう。

最近は、そういっても以前に比べればまとまった時間物事に取り組めるようになってきましたが…。

だから我が家の場合は、一人で勉強させるよりたまにこちらの世界に呼び戻してあげる人が一緒にいる環境で勉強させてあげる方が良い。

「母さんは仕事をするから君は勉強をすべし。さあ、一緒にやろう。」と声をかけて…

少し離れた距離で隣に並ぶような位置でお互いのミッションスタート。

私はパソコンを開いてキャンペーン準備の追い上げです。

息子は英語の勉強をスタート。

私は「英語でわからないところがあったらいつでも聞いていいよ」と伝えしばらく仕事に没頭。

◆母の仕事の姿に息子は…

すると息子、「ねえ、聞いていい?」

私<心の声>(よしよし、英語の勉強で質問が出るなんて前向きでいいじゃないか!!!)
私「なーに?」
息子「あのさ…それってあの議員さんの真似?」
私「はいっ?!何の話?!」
<心の声>(…っていうか英語の質問じゃない!)しばし何を聞かれているのかわからず呆然とする私。
息子「だから、それ、その、母さんの、そのポーズ。あの議員さんの真似だよね」
母「・・・?!」キョロキョロして気づきました。

息子の視線は私のパソコンの中に向いていました。

そしてそのパソコンの画面には私のプロフィール写真。
ちなみに、このポーズは「発コミュ・ポーズ」と言って発達科学コミュニケーションのお仕事をするときのお決まりのポーズです。

息子が言っていたのは、数年前に不明瞭支出で号泣会見をされた某・元県会議員さんが記者の質問に

「はい?なんですか?」

という耳に手をあてたジェスチャーで聞き直しをした「あの」ポーズ、を差していたのです。
(思い出せない方がいらっしゃったら申し訳ありません。)

このポーズに近いポーズ、なんです…。あまりにも斜め上からな質問に母は抱腹絶倒です。

私「いや、違うし!!!(笑)」
息子「だって、そうだよ、ほらおんなじポーズ!」
私「違うわ!!!(笑)」
息子「母さんは、どうしてそのポーズをパクったの?」
私「いや、パクってないし‼(笑)」

この不毛なやりとりと爆笑のおかげで私の仕事時間は、15分ロスすることになったのです。

恐ろしい!恐ろしすぎます!集中力がなくなったADHD男子の爆笑破壊力のすさまじさ。

いつも講座やメルマガではトレーナーとして、真っ当な内容をお伝えすることも多いのですが、正直なところ我が家では毎日がこんな感じです。

毎日こんな感じですが楽しいです!

大事なのは、この抱腹絶倒なやりとりのあと何を反省して次にどう生かすか、なのです。

2.ADHDが集中できない原因と対策

そこで、今回、息子が集中できなかった原因と対策をまとめました。

原因①:横並びに座ったこと。
原因②:息子は視覚優位であること。
原因③:英語にはそもそも興味が薄いこと。
原因④:息子はADHD傾向が強いこと。

この4つが揃ったことにより、息子の勉強に対する集中力はゼロになり、某・元議員さんのポーズと母の仕事の大事なポーズを混同する、という暴挙に出たのです。

私が仕事を、息子が勉強を、一緒にすることはよくあります。

普段は、対面に座ります。

しかし、今回は横並びに座ってしまったのです。

横並びで座ったことで、息子は私のパソコン画面を見ることができました。

すると、呪文のように見える英語の問題集の文字を処理するよりも、視覚でストレートに情報が伝わってくる私のパソコンの中の画像を処理することに、脳が興味を示してしまったのです。

ADHD傾向なので「おや?」「なんじゃこれ?」と興味を持ったら完全に突っ走ります。

息子の脳の中は、私のプロフィール写真のポーズと某・元議員さんのポーズが渦を巻いていたことでしょう!

こうなったら、もう英語どころではありません。

今回は、うっかり座った位置、うっかりパソコン画面に映した映像(=視覚からの刺激)、これらが息子の集中力を奪う原因だったのです。

3.トライ&エラーから子どもに合った対応を学ぶこと

こんなちょっとのこと、とお思いかもしれませんが、ADHDの子どもの集中力にはその特性が大きく影響します。

発達凸凹のある子の集中できる環境は本当に「人それぞれ」なんです。

我が家の息子には、我が家の息子に合った環境の整え方がある。

お子さんには、我が家の息子とは違う方法が合っているかもしれません。

だから、お子さんの特性を知った上でお子さんに合った対応をしてあげられるとベストです。

私は、発達科学コミュニケーションのトレーナーになることの醍醐味は、トライ&エラーを繰り返して我が子にあった対応をいかようにも編み出すことができることだと思っています。

エラーしないように、ではありません。

エラーしてもいいから、考え続けるチカラを持っていること、です。

息子が私の想像を超えた角度からさまざまな珍騒動を巻き起こしてくれるからこそ、私の学びが深まっていきます。

「なーんだ、トレーナーさんのお家でもそんな珍騒動が起こるのね」と、少しほっこりしていただけたら幸いです。

発コミュトレーナーとして活動している私の家ですら飽きもせずさまざまな出来事が起こります。

お家で、お子さんのトラブルに翻弄されることもあるかと思いますが、どうか頑張りすぎず、肩のチカラを抜いて、たまにはお子さんのエラーも笑い飛ばすくらいの気持ちの余裕をもって接してみてくださいね。

「うちの子、尖ってるなー」
「なかなかやるなー」

と思えるようになったらすばらしいです!

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

子どもの集中力を伸ばす方法はまだまだあります。

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