1.どうせできないからやらない…子どもが挑戦しないのは自信がないから!?
何かを始める前から、
「どうせ無理だから」
「どうせ私なんて・・・」
「だるい、面倒くさい」
なんて言葉を使うことが多くてチャレンジをしないお子さんにモヤモヤしていませんか。
「やってみないとわからないよね」
「大丈夫だってば」
なんて背中を押してみるけど、なかなか動き出さない…という経験をされているのではないでしょうか。
元々のその子の特性により、うまくできないことが多くて…という原因が一つあります。
発達に凸凹があるグレーゾーンの子どもは、苦手なことも多く、これまで怒られ続けたことで自信を失っていることが多いのです。
更に、この記事ではもう少し、子どもが自信をなくすことにつながる「言葉」についてお伝えしたいと思います。
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2.ネガティブな経験や言葉が強く記憶される脳
発達障害グレーゾーンの子どもは、ネガティブな言葉に反応しやすい傾向があり、行動力が減ってしまうことで、発達が停滞してしまいやすいです。
「ネガティビティバイアス」という言葉をご存じでしょうか。
ネガティビティバイアスとは、
人はポジティブな情報よりもネガティブな情報に注意を向けやすく、記憶にも残りやすい性質を持つことを表す心理学用語です。
たとえば、過去の記憶を振り返ったときに、幸せな思い出よりも、辛い経験のほうが強く記憶されているな、と感じませんか。
これが子育てにも起こっているのですが、
子どもが1日楽しく学校で過ごしたのに、帰る時に友達にイヤなことを言われたら、それをずっと引きずったり、何年も前にされたイヤなことを芋づる式に思い出したりします。
お母さんも、会社でプレゼンするときに、準備をかなり頑張ったことよりも当日の失敗を何年経っても忘れられなかったりしませんか?
こんなとき、子どもは、
「オレは悪くないのに、あいつにイヤなこと言われてムカつく!」とか
お母さんは、
「せっかく準備したのに、大失敗しちゃってみんなに申し訳ない・・・」
なんて思ってしまうのではないでしょうか。
こんなふうにネガティブな言葉を発したり、思ったりすると、その状況を強く記憶してしまい、マイナス思考から抜け出せなくなったり、行動力が本能的に減ってしまうのです。
しかもお母さん達は、子どもに対しても、自分に対してもうまくできていることは、当たり前として通り過ぎてしまい、うまくいかないことに、最大限の注意を向けてしまうんです。
逆に、当たり前に出来ていることをしっかり言葉にして向き合うと前向きになっていくことができます。
こんなことを言う私も、実はネガティブ満載の母親でした。
3.ネガティブな言葉は「どうせ無理…」と自己否定を招く
小学5年生になる注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの息子に私は、否定的な注目ばかりした声をかけ続けていました。
「早くしないと置いていくよ!お母さんも遅刻するじゃん!」
「なんでいつも汚い字を書くの!全部消すからもう1度書き直ししなさい!」
「なんでこんな簡単なこともできないの?」
「〇〇君はできていたよ」
こんなふうに脅したり、人と比べたり、とにかく怒ってばかりの毎日で、ネガティブな言葉ばかりをかけていました。
そうすると、
「俺はバカだから…」
「どうせやってもできないから!」
と泣いたり怒ったりと自己否定をするようになりました。
叱ってどうにかよくさせる子育てのスタイルは、効果がないどころか悪化させていたんです。
こんな息子に私は、子どもにかける言葉を変えていくことをスタートしました。
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4.子どもの発達を加速させる言葉の使い方にチャレンジしよう!
ネガティブなことに反応をしてしまう脳には、ポジティブな面を見つけてポジティブな言葉をかけていくことが効果的です!
普段使っている言葉を、プラスのポジティブ言葉に変えてみましょう!
さっさとやりなさい!宿題を全部やらないと晩ごはん抜き!
→宿題、今からやる?晩ごはんの後にやる?
→宿題、半分もできているじゃん
疲れた、だるい…
→疲れたのは頑張った証拠だね!
なんで何度も間違いばっかりするのよ
→間違えたらやり直せばいいだけだよね
また試合に負けたの?練習が足りないじゃない?
→次の試合のための勉強になったね、改善点が見つかったじゃん!
やる気がないからダメなのよ
→〇〇ができたらかっこいいよね!
自分の力を信じられない子どもに、こんなふうにお母さんが言葉をポジティブにすることで、脳内のネガティブをポジティブに書き換えてあげましょう!
息子は、3ヶ月で自己否定はなくなり自信が戻りました。
今では、学校の宿題は何も言わなくても全て自分でやっていますし、翌日の準備も終わらせてから寝ています。
怖いな、って思うこともチャレンジし、とにかく行動量がグーンと上がりました。
ママの言葉を変えるだけで、子どもの行動力を上げ、ポジティブ脳に変えていけるんです!
ほんの少し、言葉をプラスにするだけで、子どもが面白いほど動き出しちゃいます!
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!
執筆者:三浦由記子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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どうせ無理…と自分に自信をなくした子が前向きに行動できるようになる!
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