高学年の子どもも嫌がらずにできるスキンシップと〇〇運動でやる気アップ!不安やイライラを和らげる方法

高学年の発達凸凹キッズのやる気のなさが見られて心配ではありませんか?やる気のなさには子どもの不安が隠れているかもしれません。運動やスキンシップでやる気を回復できますよ!親子で楽しい時間がとれるオススメをお伝えします。

1.子どものやる気のない様子が心配じゃないですか?

3学期も残りわずかとなりましたね。

みなさんのお子さんは、順調に過ごせていますか?

・朝なかなか起きない
・朝の支度に時間がかかる
・宿題を一段とやらない
・学校に行きしぶる
・家で荒れることが増えた
・できていたことが出来なくなってきた

こんなことはありませんか?

子どもに理由を聞いても、

「別に」
「知らない」

と返されてしまい、

なんとなくやりたくないだけ
子ども本人もなんでかわからない

など、はっきりとしないことも多いのではないでしょうか。

このように、子どものやる気がなくなってきてしまったときにオススメの方法と、子どもが「やってもいいよ!」と動いてくれるお母さんの誘い方についてお伝えします!

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2.実は楽しいこと大好きっ子も進級が不安?

我が家には、小学5年生の注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの息子がいます。楽しいこと大好き、お友達大好きな息子ですが、不安が強めなため、小学3年生まではどこに遊びに行くにも私が一緒でなければなりませんでした。

そんな息子に私は、5年生を振り返ってどんなことが楽しかったか聞いてみました!

すると、

「5年は海の学習が楽しかったな。」
「みんなで一緒にカッターを漕いだことが良かった!」
「友達のおかげでたくさん遊べた!」

と教えてくれました。

さらに6年生への意気込みは?と聞くと…

「6年生楽しみだけど中学生になりたくないな」
「修学旅行に行きたい!」
「〇〇君と同じクラスになったらいいな」
「6年生みたいにサッカー上手くなりたい」

などと言っておりました。

過去を振り返って良かった出来事を思い出すこと、これから経験するであろう楽しみなことをイメージすることは脳を肯定的にしてくれます!

ですが、実は、毎日元気に過ごしている息子ですが、夜は不安定が増してきています。また、学校でも落ち着いて過ごすことができなくなっているようなんです。

1人で寝られない。
落ち着きがなくなってきた。
不注意が増している…

などが起きているんです…

先のことを見通すことが苦手であるため、これから新しい学年に進級するということで、何が起こるかわからないという不安も抱えてしまうのです。

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3.子どものやる気を起こさせる鍵は脳内物質!オススメ作戦はこちら

進級進学を控えたこの時期に気分が落ち込んでやる気もなくなっているようであれば、心と身体を安定させ幸せを感じやすくする脳内物質が減っているかもしれません。

幸せホルモンと呼ばれる脳内物質であるセロトニンが低下すると…

ADHDタイプのお子さんは攻撃性が高まりキレやすくなります。

ASD(自閉症スペクトラム)タイプのお子さんは不安やパニックになりやすくなります。

朝、目覚めが悪くいつまでもボーッとしたり感情的になって反抗的になる傾向も。

逆にセロトニンがたくさんあると、

記憶力が高まりストレスに強くなる!
感情が穏やかになる!

そんなこともわかっています。

じゃあセロトニンを増やせばいいのかってことになるのですが、幸せホルモンと言われるセロトニンを日常生活で増やすにはどうするかというと、

スキンシップまたはリズム運動取り入れるだけなんです!

スキンシップといってももう高学年だし…
手もつながないし…
子どもも嫌がって…

と思われますよね。

そんな高学年のお子さんとするおすすめのスキンシップは「ハイタッチ」&「ゲーム」です!

私は息子が学校から帰ってきたら、

「おかえり、イエーイ!」
「水筒が出せた!ナイス〜!」

といってハイタッチをしています!

さらに…遊びに取り入れるのもオススメ!

それは…背中に文字を書いて当てるゲーム!

ひらがなでも漢字でも、1文字でも2文字でもいろんなバージョンで楽しめます!

「指がどんな風に動いているかな?」
「なんていう文字かな?」
「ひらがなかな?カタカナかな?」

と、触れられた背中の感覚をイメージすることは、「不安だからやりたくないなぁ」というネガティブな感情を落ち着かせる効果があるんです。

逆バージョンでお子さんがママの背中に文字を書くのもいいですよ!自分からものに触れる感触をたくさん取り入れさせてあげると更に効果的です!

ママとのスキンシップもできるし、イメージすることで脳も刺激もしてくれるダブル効果の方法ですね!

息子はキャッキャッと言って楽しんでくれますよ!

そしてもう1つのリズム運動ですが有酸素運動をすることでセロトニンが増えるので、

散歩をしたり
自転車をこぐ
ジョギングなども

5分だけでも効果があるのでおすすめです。

息子は、習い事でサッカーをしていて、お友達と自転車で出かけることも大好きです。

私が息子を散歩に誘う時は、

「お母さん、最近運動不足でさ~1人は寂しいから付き合ってくれない?」
「あなたと一緒だったら楽しいんだよね!」
「帰りにコンビニで買い物しようよ!」

とアイメッセージで伝えると、仕方ないな…と動いてくれます!

こんなふうに日常で楽しく高学年のお子さんも嫌がらずに、お母さんの力で幸せホルモンを増やして脳を刺激し不安やイライラを和らげてあげられちゃうんです!

イライラしてるな、反抗的だな、不安がることが増えたな、と感じる時は、スキンシップやリズム運動を取り入れてみてくださいね!

執筆者:三浦由記子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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