こんにちは。
ジャンプ通信のお時間です。
今日のテーマは…
発達凸凹があって
学校がしんどくなった子の
「授業がつまらない」は
その本当の理由がわかれば
対応がわかる!
です。
発達凸凹キッズの
「授業がつまらない」は
授業に必要な力が
育ってないことで
起こりやすいんです。
凸凹の困りごとによって
「必要な力」が違うので
もし、今、
お子さんの勉強嫌いに
悩んでいるなら…
この記事では、我が子の
勉強嫌いタイプを
「発見」することから
スタートしてくださいね!
◉授業がつまらない
お悩みタイプその1
「うちの子授業に
集中できないみたい…」
集中できない、といっても
実は奥が深いんです^^
もう少し分解してみていきましょう!
①
集中力が続かない、聞き逃す、など
不注意傾向のあるADHDタイプの
子に多いつまずきです。
大人から見ると
ただ「ぼーっとしてる」
ように見えがちですが
同級生と同じことを聞いたり
理解したりするのに
何倍ものパワーを必要とします。
勉強の内容についていける
ある学年までは、
なんとか頑張って聞こうとするけど
学年があがって
勉強が難しくなると
がんばりの限界がきて、
ヘトヘトになって、
諦めてしまう、
ということが
起きやすくなります。
しかも、
あっけらかんとしているように
周りの大人からは見えてしまうので
怒られがちです。
②
繊細さ過敏さで神経をすり減らして
へとへとになって、授業に集中
できないHSCタイプ。
同じ「集中」でも
HSCタイプのお子さんは
たくさんの情報を
キャッチしています。
その情報量の多さがストレスとなり
授業や集団にはいると
ヘトヘトになりやすいんです…
その一方で、
完璧主義な一面があるので
「がんばりすぎ」で
過剰適応になってしまうことも。
ケアが大切です!
◉授業がつまらない
お悩みタイプその2
「興味がない」「面白くない」
という
このお悩みは、ADHDタイプや
ASDタイプの子に多いです。
興味の幅が狭かったり、
こだわりが強かったりするので
本当に「面白くない」し
「面白くないからやりたくない」
と感じてしまいがち。
お母さんからしたら
「面白いか、面白くないか
なんて関係ない!
勉強は”やるべきこと”だから
しのごの言わずに
とにかくやって欲しい!」
と感じますよね…。
私も昔はそう思ってました。
IQの高い凸凹さんの中には
「わかってることを
何度も繰り返しやらされる
意味がわからない」
と感じて
授業に参加しなくなる子も
多いんですよね…
◉授業がつまらない
お悩みタイプその3
「書いたり、読んだり、覚えたり
することが苦手みたい…」
学習障害の傾向のあるお子さんや、
手や指先を使った動作に
苦手を感じている子に、
多いお悩みです。
日本の学校は、どうしても、
たくさん書こう、何度もやろう、
という勉強方法なので
教室で授業を受けるのが
しんどくなってしまいますよね…。
「授業がつまらない」
というお子さんの一言を
とっても
実は、ウラには、
一人一人違った悩みが
隠れているんですね・・・
勉強が苦手=塾に行かせる
だけでは、うまくいかない
理由が、だんだんわかってきて
いただけたでしょうか?
お子さんの「お悩み」は
どこにありそうですか?
今日は、まず、お子さんの
課題を整理してみてくださいね。
執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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