苦手も伸びる!不登校の子どもの脳を育てる『得意』と『好き』の活かし方

不登校になって勉強をしなくなったお子さんは「得意」からアプローチするのがいいと聞くけれど、苦手なことはずっと放置していてもいいの?と心配になりますよね。 得意なことで子どもの脳を育てることができると、苦手も伸びていく理由について解説します!

1.苦手なことは、ずっとできないまま?

今回は、得意をのばせば苦手も伸びる理由がテーマです。
もしお子さんがまだ「勉強」の話題を嫌がるならこの記事を参考にしてください。

わが家の息子は文章を読むのが苦手でした。
それもあって、国語よりは算数、文章題よりは計算、がちょっとだけ「できた」のです。

そんな文章苦手な息子でしたが、中学を卒業するときは、文章もしっかり読めるようになっていました。

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2.得意なことから苦手も伸びる!脳の連携パワーとは?

なぜか?
得意から伸ばしたから、です。

算数の計算問題ならできる!という“得意”があったとしましょう。
(わが家の息子の例でお伝えします)

“計算問題を解く”このワンアクションですが、実は、脳をいっぱい使っているんです。

✔計算問題を、読む、みる。
✔過去の解き方の記憶を引っ張り出してくる。
考える
✔間違えないように集中する。
✔出てきた答えをノートに書く
✔わからないことがあったら質問をする。

こんなに脳を使うんです。

私の息子は学習面の苦手さでいうと、「書く」ことが特性上ちょっぴり苦手でした。
だけど、「得意」な計算だからちょっと苦手だけど頑張って書いてみる。

得意なことをやっているときに、実は苦手な脳もつかっているんです。
“つられて”一緒につかっている、そんなイメージです!

何かやろうとした時、働いている脳は1つではありません。
様々な役割の脳が連携しあって、
この“連携”(脳のネットワークを育てること)が発達につながっていくんです。

だから、得意から脳を使ってあげてくださいとお伝えしています。

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3.不登校中の子どもでもできる!好きなことから脳を育てるコツ

不登校中、わが家の息子はゲームの実況動画をYouTubeで見るのが好きでした。
そのゲームが映画化されたんです。
なので「映画を見にいく」というミッションを与えました。

伝えたのは「見たら、感想聞かせてね。」「どんな内容だったか教えてね。」です。
これ「記憶」「話す」の脳を好きなことから使っている状態。

その漫画の単行本も出ていたので、それを買ってプレゼントしました。

漢字が苦手なので「ストーリーわかってるのかな?」と思って聞くと
「漢字わからなくても絵があるから、理解できるよ」と息子。

視覚からの情報文字の情報をくっつけて理解して、漢字を覚えていきました。

さらにライトノベルも読んでみる!と活字に挑戦。



マンガや映画で見たストーリーを
思い出しながら(記憶)
この場面はこれを説明してるんだなと文章を理解しなが
かなり集中して読んでいました。

このころからです。
人との会話も上手になっていったのは。

ということで、不登校中、ゴリゴリと勉強をさせたわけではありませんが
不登校明けて学校に戻っていった時、息子の授業に参加する姿勢はガラッと変わっていたのです。

家で脳を育ててあげなかったら、形だけは「学校に戻る」ことはしていたかもしれませんが、学校という環境で力は発揮できるようにはなっていなかったんだろうな〜と振り返ります。

学校にいっても
「やっぱりわからない」「やっぱりつまらない」「やっぱりしんどい」
この状態がある限り、子どもたちはまたSOSを出してきます。

だから、私は、不登校期間中に発達を加速することをとっても大切にしています。

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執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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