スマホ三昧だった
元不登校男子と私の
七転び八起きストーリー
スマホをめぐる親子バトルは
落ち着いてきた我が家。
息子が語った将来の夢は…
「俺、プロゲーマーになる!」
でした。
「ああ、スマホやゲームを
 やらせていたばかりに
 こんなことを言うようになった!!」
と悲観しなくて大丈夫です。
こんな子どもの「やりたい」発言を
上手に活用することで
子どもの視野も行動も
広げてあげることができます。
今日は
実際に、わが家で実践し
パステルジャンプの仲間も
実践している
未来につながる切り返し術
をご紹介します。
「俺、プロゲーマーになる!」
と言った息子に
私は
「面白いアイデアだね!」と
肯定返しをしました。
そして、そこから
一緒に調べ、話題や行動を
広げていくことに力を注ぎました。
「プロゲーマーになるには
 どうしたらいいんだろうね…」
「今度、リアルの大会を
 見にいってみようよ」
「プロゲーマーを目指せる
 学校があるらしいよ」
こんなふうに
好奇心のスイッチを
いれてあげることが
不登校の子には
実は必要なのです。
脳科学的にみると
行動のスタートラインは
「動機づけ」だからです。
やってみたい、知りたい、
できるようになりたい、
そんな「たい」があって
はじめてアクションが起きる。
そうやって、行動してみることで
子どもは感じたり気づいたりして
もっと「考える」ようになっていきました。
例えば
その学校の先生から
「ゲームは世界中と繋がるから
 英語の勉強は必須ですよ」
「短期留学がありますからねー」
…と言われて
自分の英語スキルについて
考え始めたり。
実際にプロゲーマーの人の
お話を聞く中で
「プロゲーマーは
 お仕事としてやるなら
 24歳くらいがピークですね〜」
…と聞いて
自分がいつまで働くのか
を考え始めたり。
結果、わが家の息子は
プロゲーマーになる道ではない
進路を選んでいきました。
(プロセスは長くなるので
 今日は割愛しますね)
今日お伝えしたかったのは
好奇心が
子どもが動き出す
スタートラインだよ
ということ。
その好奇心を
大人の価値観で
制限をしないことから
スタートしてほしいのです。
否定は行動を止め
肯定は行動を生みます。
今日のまとめです。
<未来につながる切り返しの3ステップ>
STEP1:面白い!とまず肯定する
→不安状態、警戒状態が和らぐ
STEP2:一緒に調べて具体化する
→興味ない、わからない、状態から
 じゃあもうちょっと知ってみようかな
 好奇心のスイッチを入れてあげる。
 
STEP3:視野を広げて選択肢を増やす
→いろんなモノ・ヒト・場所に触れて
 感じ、考える、興味を深める。
 柔軟性も育って、視野や選択肢が広がる
「ゲームばかりして…」
「将来どうするの?」
私も、本当に、そう思っていました。
大人が不安になるのは当たり前です。
ですが、それを、ストレートに伝えても
子どもと「未来につながる話」は
できません。
ほんの少しでいいので
視点を変えてみてください。
そして、ほんの少しでいいので
根拠のある対応方法に
シフトしてみてください。
ゲームは悪ではなく
子どもの好奇心の入り口です。
その入り口を閉ざすのではなく
お子さんの
チャレンジのスタートラインに
活用してみてくださいね!
今日お子さんが
ゲームやスマホを
楽しそうにしていたら
「それ、いいね!」と
声をかけてみてくださいね

 
  
  
  
  
