不登校キッズが動き出すために
冬休みやってほしいこと!
今日は
心を整えるor生活を整える
うちの子どっち?
のタイプチェックから
「心は元気になったけど
次は、生活を整えて
動き出せるようにしてあげたい」
というステージまで
進んできたお子さんのための
ママの冬休みの関わり方の
ヒントについてお話をします。
▼タイプチェックやってないよ〜
という方はこちらから
↓
https://www.agentmail.jp/archive/mail/1638/5402/822549/
不登校キッズを伸ばすには
行動させることが一番です。
…ということを
メルマガ読者さんなら
「聞いたことがあるな…」と
お感じになるかもしれません。
ですが、
なぜそんなに行動にこだわるの?
のギモンは残るかもしれません^^
不登校の子が
ぼーっとしたり
好きなことをしている
だけの状態は、
いつも使う脳を
省エネモードで使っているだけ。
それは「休息と」としては大切。
だけど、次のステージに上がる
スイッチにはなりません。
行動する時、脳は、複数の役割の
場所を同時に使います。
見る、聞く、触る、
体を動かす、感じる、など。
連携しあって
脳のネットワークが
育っていきます。
使われた回路は強くなるし、
使われない回路は休んだまま。
だから、
やることの種類や時間を増やす、
いつもとちょっと違うことをやってみる、
これがお勧めです。
そうなったときに
一番肝心なのは
お母さんの声かけ。
何も言わずに
子どもが動くはずがないのです。
ポイントは
「やってみてもいいよ」
と思えるコトで
「やってみてもいいよ」と
思える声かけにして
提案してあげること。
冬は寒いですし
不登校キッズは外出を
嫌がるお子さんも多いので
今日は、おうちでできる
行動力アップアイデアを
紹介します。
私のチームの勉強会で
発表されたアイデアを
特別に公開いたします^^
まず、お子さんの好きなことは何?
をよく観察して発見しよう!
今日紹介する事例は
・息子さんがサッカー好き
・カーブキックにはまっている
ことを発見したママのアイデアです。
ーーー
「今、一番気に入っている
カーブキック、見せて!」
と声をかけて
布でできたサッカーボールを
家の廊下で蹴ってもらいました。
私も、
息子に蹴り方を教えてもらって
一緒にやったり、
シュートする人・守る人(キーパー)
など役割を決めてやってみたら
いい運動になりました!
野球も好きなので
ピッチングフォームものまね
当てっこクイズもやりました。
息子に、ピッチングフォームを
真似させて、私が当てる
というシンプルなゲームですが
子どものノリノリで
体を動かしていました^^
ーーー
これは、
私の生徒さんの
三浦由記子さんが
学んだことを活かして
お子さんと実際に
トライしたことです^^
YouTubeをみて
「どんなの見てるの〜?」
と会話をするのもありですが
それだけと
行動まではつながらないので
生活がマンネリ化しがち。
脳にとって
新しい刺激には
ならないんですね…。
一歩進んで「やってみる」
を取り入れると
発達は加速しやすくなります。
行動って「運動しなさい」
ということではないので
お料理とか、お掃除とかでも、
いいんですよ。
この時に
子どもが「つまんねえな」と
感じる声かけの代表が
「ねえ、手伝ってくれない?」
です。
それを、どう変えると
いいかというと…?
・興味のあること
・かんたんそうがなこと
・自尊心がくすぐられること
を、意識してみてもらえるとGoodです。
例えばこんな感じ。
「あなたの好きな
ケーキ一緒に作ろうか?」
「混ぜるのと、
デコレーションするの、
どっちやる?」
「あなたは、センスがいいから
デコレーションお願いしちゃおうかな」
誘われて、一瞬は「面倒」と
感じるかもしれませんが
「でも、私の好きな
ケーキだしな」
「面倒だけど
部分的にやるくらいなら
できそうだな」
「まあ、私の得意を
褒められたら
やらないわけにはいかないか!」
こんなふうに
「やってもいいか!」の
気持ちを作ってあげられるか
どうか、です。
こうやって日常生活の中で
行動のエンジンが
かかるようになってきたら
「次は、外どうする?」
「次は、ちょっと苦手な
ことにもトライしてみる?」
とステップを踏んで
発達の道を辿ることができます。
不登校キッズの回復と成長には
決まった順番があります。
冬休み、子どもの行動の
バリエーションを
ぜひ増やしてみてくださいね!
<今日の1日1チャレンジ>
うちの子が「その気」
になる声かけを考えてみよう!
・興味のあること
・かんたんそうがなこと
・自尊心がくすぐられること
この3つのポイントをイメージして
「どんな声かけにしようかな」
を考えてみてくださいね!
今日はここまでです。


