「春になって
○年生になったら
また学校に行くから」
不登校が続くお子さんが
こんなふうに言ってくれたら
ママの期待感は高まりますよね!
だけど、そこに、便乗して
「じゃあ、3学期から行ったら?」
と提案すると
突然お子さんがトーンダウンする…
こんなやりとり、
不登校の子立てをしているママなら
一度は経験があるかもしれません。
本人は「行く気がないわけじゃない」
でも、いざ、「じゃあ今からやろう」
と言われると、動けなくなる。
そうするとママは
また落ち込んでしまいます。
「言い方が悪かった?」
「いつ言えばよかったの?」
「このまま待つだけなの?」と。
ですが、心配しなくて大丈夫です。
この状態で必要だったのは
登校刺激ではなく
自分にもできるかもしれない!
と安心と自信を育てる
関わりだっただけなのです。
動き出せるようになる
順番がわかれば
今日やってあげられることが
わかるようになります^^
ーーー
実際に、Nicotto講座を
学んでくださっている
福崎さんのお子さんとの関わりを
今日はご紹介させていただきます。
お子さんは小学校3年生。
不登校が続いていた中で
「4月になったら
学校行ってみる」と
前向きに動き出そうと
しているタイミングのお子さんです。
そして、お兄ちゃんは今6年生。
3月に卒業を迎えます。
ある日、下のお子さんが
こんなことを口にしました。
「お兄ちゃんと、一緒の学校に
通うことは、もう、ないんだね」と。
この言葉をきいて
ママはすかさず「3学期に登校したら
お兄ちゃんと通えるよ!」といいました。
ですが、下のお子さんは
「それはムリ」と拒否しました。
福崎さんはこんな
お子さんの様子をみて
今は「フリースクールいこう」とか
登校刺激が必要なタイミングでは
ないんだと、気づかれました。
そこから
勉強会で学んだことを活かして
福崎さんが最初整えたのは
睡眠前と起床時の関わり方
でした。
起きる前、起きた直後。
この時間帯は
子どもの脳がとても不安定になりやすい。
ここで、ムダにイラつかせる
刺激を減らしていきました。
例えば、朝起こす時は
「起きて」じゃなくて
「トイレ行くよー」と声をかける。
トイレはちょうど行きたい
タイミングだから
「それなら、まあいいか」と
必要以上にイラつかない。
こんなちょっとの差ですが
不安が強い不登校キッズにとっては
大きな違いなんですよね。
福崎さんは
日常でできる小さな
関わりを変えながら
外出に”上手に誘う”作戦を
取り入れていました。
目的は「外に慣れさせる」
ことではなく
体験をプラスの記憶として残すこと。
お子さんが「食べたい!」と
言っていた、アサイーを食べにいき
道中、雪で大変だったけれど
そのことすら
「大冒険だったね!」と会話をし
子どもに「大冒険ができた」
という記憶を残してあげる。
UFOキャッチャーに挑戦するための
「取るためにどうしようか?」と
持ちかけて
お子さんが自分で調べて
当日は
なんとたった300円で
大きなベイマックスのぬいぐるみがとれて
みんなで「楽しい時間だったね」と
体験を記憶に残すことができました。
そんな1日を過ごして帰宅後、
「うれしかったね」
「ベイマックスも会いたがってたよ」
といいながら
ベッドでふわふわのベイマックに
癒されながら就寝されたそうです。
ーーー
こうした関わりで育っていくのが
記憶の力です。
プラスの体験が記憶として残ると
脳は
「前にもできた」
「前は大丈夫だった」
という情報をもとに
次の行動を考えられるようになります。
その結果
「次は大丈夫かもしれない」という
見通しをもって、挑戦ができるように
なっていきます。
再始動は
「外に出ること」を焦らせるのではなく
「外に出ても大丈夫」という体験と記憶を
積み重ねてあげることから、はじまります。
子どもを「動かしたい」気持ちは
とってもよくわかります。
だからこそ、ステップを
間違えないことが大切です。
今日のポイント
・必要なのは、本当に登校刺激?
かどうか観察してみよう
・行動が伴わない子には
体験と記憶を整えてあげよう
・再始動の土台は、お家での
関わりや経験から始まります。
こうした”日常でできる関わり”を
学び、実践して、積み重ねていくのが
Nicotto project の学びです。
今日はここまでです。
▼毎日届くメールを読めば、
不登校キッズをおウチで発達させる
子育てがわかります!


