YouTubeを子どもが自分でやめるチカラを育てるために必要なこと

YouTubeやゲームをだらだらとやっている子どもを見るとイライラしますよね。どんな方法が子どもの脳に届くのでしょうか?子どもが自分でやめる力を育てるために必要なことを脳科学から紐解いてご説明します!

YouTubeばかり見ている子どもにイライラしませんか?

みなさんは、お子さんを育てていて、こんなお悩みありませんか?

YouTube・ゲーム漬けになっている

言っても聞かない

朝もなかなか起きられない

こんなお悩みを持っているママはお子さんのやめるチカラを育てましょう!

みなさん、やめるチカラを戦略的に育てていますか?

そもそもやめる力ってどんなチカラか知っていますか?

「やめるチカラ」とは、文字通り何かを終わりにするチカラのことです。

この力がつくことで、

寝る時間が守れるようになったり、

朝寝坊がなくなったり

やらなくてはいけない他のことをやる時間ができたりしていきます!

やめるチカラを育てることで、時間管理能力や、計画力・段取り力を高めることができ結果、考える力が育っていくんです!

やめるチカラを育てるためのポイントを知って欲しい

やめるチカラを育てる際のポイントがあります。

ポイント①原因についてお話しします!

発達凸凹のある子の脳は、報酬命!の特性を持っています。特に、ADHD傾向のあるお子さんは、目の前の報酬に惹きつけられやすい傾向があります。

では、自閉傾向のあるお子さんが、報酬に引きつけられにくいかというと、そんなことはありません。

自閉傾向のお子さんは、ADHD傾向のあるお子さんより、1つのこと熱中しやすく、過集中になることも多いです。

ですので、ADHD傾向のお子さんに限らず、自閉傾向のお子さんでもゲームにハマってしまう傾向あります。

また、発達凸凹のお子さんは、ブレーキが踏めないお子さんが多いです。ですから、一度始めてしまうと、自分で終わりが作れない。

だから、だらだらといつまでもYouTubeやゲームを続けてしまうんです。

次にポイント②発達の特性についてお話しします!

発達凸凹のある子は見通しが持てない計画が立てられない子が多くいると言われています。

なぜそうなるかというと、

情報をキャッチする力が弱い

キャッチした情報を整理するチカラが弱い

情報を保持しておく力が弱い

のです。

これが原因だとすると、子どもが自分で自分の脳をコントロールするのは難しいので、ただ

「やめなさい!」
「いつまでやっているの!」

と言うだけではなかなかYouTubeやゲームがやめられないんです。

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それでは最後にポイント③脳の特性について。

脳に情報が届いたとき、全部の情報を受け取っているわけではないって知っていますか?

情報を受け取っても、脳が動いてその情報を処理する時と、情報を処理しない時があるんです。

何度言っても動かない!

そんな時は、そもそも脳がその情報を受け取っていない…

動いてすらない‼︎

ということになっているかもしれません!

まずは言っても聞かない声かけはやめよう!

YouTubeやゲームをやめるチカラを育てる前に、先ほどあげたようなポイントを知らないと、ただ闇雲に「やめなさい」と声をかけるだけしかできず、子どもは反抗するし言うことも聞いてくれないという悪循環になってしまいます。

「私は全然知らなかった…」と悲観する必要はありませんよ!ほとんどのお母さん方が本当のことを知らないからなんです。

私も同じでした。

脳の特性があるのだから、その特性を知って、伸ばしていくのが一番早くて、一番効果的で一番ラクだと今ならわかります。

苦しんでいたときの私には、その方法を知ることすらできなかったので、何年も何年も苦しみ、息子が中学生になり、もう太刀打ちができない状態になってしまいました。

脳の問題は、脳を知ることから!
やっぱりこれが鉄則です^ ^

言っても意味がない無駄な声かけは今すぐやめましょう!

「まだYouTube見てるの!?」とこわーい顔で言うより、「このYouTuberさんのどんなところが面白いの~?」「おっ!これすごいねー!」と、子どもの興味があることに、ママも一緒に興味を示していきましょう!

子どもも嬉しそうに、たくさん話してくれるかもしれませんよ^ ^

▼確実に子どもを伸ばす声かけにシフトチェンジしたいママさんは個別相談にお越しくださいね!

執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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