どん底まで子どもと一緒に落ち込んでいませんか?
「あんなに頑張って準備したのに、どうしてこうなっちゃうの…」
お子さんがちょっとしたつまずきで深く落ち込み、いつまでもネガティブな言葉を繰り返す姿を見て、ママの心まで暗くなってしまうことはありませんか?
励まそうとして「大丈夫だよ」と声をかけても、「全然大丈夫じゃない!」「もう二度とやらない!」と激しく拒絶されたり、何日も引きずって動けなくなってしまったり。
そんな姿を近くで見守るママは、まるで自分のことのように胸を痛め、「私の育て方が悪かったのかな」「この子の将来はどうなるんだろう」と、出口の見えない不安に飲み込まれそうになっているかもしれません。
実は、かつての私も全く同じでした。
わが家の小学6年生の息子は、不登校傾向がありながらも「小学校最後の修学旅行にはどうしても行きたい!」と、彼なりに必死の努力を重ねて当日を迎えました。
しかし、待っていたのは極度の緊張による体調不良のため途中帰宅という、息子にとってあまりにも残酷な結果でした。
「あんなにがんばって準備をしていたのに。これでまた自信をなくして、また学校に行けなくなるかもしれない…」と、息子と一緒に私も泣きたい気持ちでいっぱいでした。

一生懸命な子どもの姿を誰よりも近くで見ているからこそ、ママも同じ熱量で傷つき、落ち込んでしまう。
そのやり場のない悲しみ、本当によくわかります。
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なぜ一度の失敗が「立ち直れない記憶」になるの?
なぜ、これほどまでに落ち込みやすく、一度の失敗で「もうダメだ」とネガティブに支配されてしまうのでしょうか。
それは、性格のせいではありません。
脳の「情報の受け取り方」と「記憶の仕組み」に特性があるからです。
私たちの脳には、感情を司る「扁桃体」と、思考や理性を司る「前頭葉」があります。
ネガティブになりやすい子は、この扁桃体が非常に過敏に反応しやすく、一度「嫌だ!」「つらい!」と感じると、脳全体がその強い感情に支配されてしまいます。
そこで重要なのが、「ネガティブな記憶を蓄積させない方法」を知ることです。
とくに発達特性のあるお子さんは、成功したことよりも「できなかったこと」「叱られたこと」を強烈なインパクトと共に脳に刻み込みやすい傾向があります。
このネガティブな記憶が積み重なると、新しいことに挑戦しようとする意欲を奪ってしまうのです。
ここで多くのママが陥る罠が、「共感」だけで終わってしまうことです。
もちろん、子どもの悲しみに寄り添うことは大切です。
しかし、脳科学的な視点で見ると、実は「共感だけでは足りない」のが現実です。
「つらかったね」と共感するだけでは、脳の中では「つらかった」というネガティブな事実が強調され、そのまま記憶として定着してしまいます。
これでは、落ち込みのループから抜け出すことはできないのです。

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失敗を成功に書き換える!脳を動かす3つのステップ
お子さんの脳をネガティブな記憶から守り、前向きな意欲を育てるためには、ママによる「記憶の上書き保存」が必要です。
今日から家庭ですぐに実践できる、具体的な解決策をお伝えします。
落ち込みやすい子どもへの対応の注意点
子どもが激しく落ち込んでいるとき、最も注意すべきは「ママが一緒にどん底まで落ち込まない」ことです。
ママの不安な表情や声のトーンは、お子さんの扁桃体をさらに刺激してしまいます。
また、「そんなことで落ち込まないの!」「次は頑張ればいいじゃない」といった正論による励ましも、この段階では逆効果です。
脳が感情に支配されているときは、理屈は届きません。
まずは、ママが「この状況の中に、0.1ミリでもプラスの要素はないか?」と探す、ポジティブな観察者に徹しましょう。
失敗体験を成功体験に変える声かけのコツ
脳に刻まれようとしている「失敗」というラベルを、ママの言葉で「成功」に貼り替えてあげましょう。
修学旅行から途中で帰ってきたわが家の場合、私は「最後までいれなくて残念だったね」という言葉をあえて封印しました。
代わりに伝えたのは、プロセスに注目した言葉です。
「修学旅行、行けたね!」
「準備も全部自分でやったよね。」
「みんなと一緒にバスに乗って出発できたよね!」
このように、結果がどうあれ「できた事実」だけを切り取って伝えます。
すると、子どもの脳の中では「行けなかった(失敗)」という感情の上に、「行けた・頑張れた(成功)」という新しい解釈が加わっていきます。
ネガティブな記憶を蓄積させない方法
一度声をかけるだけでなく、何度も、しつこいくらいにポジティブなリマインド(思い出させること)を行ってください。
これが成功体験の記憶を定着させる鍵となります。
①ママが「できたこと」をリストアップする
②それを、落ち着いている時に「あの時のあれ、凄かったよね」などと繰り返し伝える
この繰り返しが、子どもの脳のネットワークを「ネガティブ仕様」から「ポジティブ仕様」へと作り変えていきます。

ママが脳の仕組みを知り、声かけを少し変えるだけで、お子さんのネガティブな記憶は、未来を切り拓く力強い「自信」へと変わりますよ。
執筆者:津森あかね
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)


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