休み明け直前!荒れる登校しぶりの子どもと穏やかに過ごす冬休み終盤の過ごし方

楽しかった年末年始が終わり、いよいよ新学期!登校しぶりがあるお子さんは休み明け直前で荒れていませんか?荒れる子どもに口うるさく言っても逆効果!せっかくの冬休み。楽しい思い出で終わらせる長期休み終盤の過ごし方をお伝えします。

休み明けを前に荒れて大変!登校しぶりの子どもの憂うつなお休み終盤

楽しかったクリスマスやお正月が終わり、いよいよ冬休みも終わり!

冬休みに限らず、長期休みが終わる時期になると、わが家の登校しぶりがある息子は決まって荒れます。

小6になった最近でこそ、ちょっと暴言が出たり、投げやりな態度になる程度ですが、以前は嵐のような荒れっぷりでした。

終わっていない宿題のドリルをくしゃくしゃにして、「学校を爆発させてやる!」と叫びながらランドセルを投げつける…というようなことが、休みが明ける1週間前ほどから続きます。

宿題が終わっていないので「早く終わらせないと!」と母である私は焦りますし、夜遅くまで起きていようとするので、生活習慣を早く戻さないと!とこれまた焦ります。

また、ゲームばかりしているので、その生活態度も気に食わない!と口うるさいお母さんになっていきます。

荒れる子どもと口うるさいお母さんの組み合わせは、もれなく激しい親子バトルを勃発させることになり、長期休みの最後1週間はバトルの連続。

新学期初日は気持ち良いスタートには到底ならず「やっと学校行った…」とげっそりとしていました。

子どもにとって休みが終わるのは苦痛以外のナニモノでもないのです!

年末年始をのんびり過ごしていた大人も、正月休み明け、仕事に行くのがめんどくさいなぁ…と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

楽しいこと、ラクなことをしたあとは、今までやっていたことだとしても、ちょっと面倒だったり大変だったりすることが大きな苦痛になるのです。

そもそも、登校しぶりがある子どもにとっては、長期休みが明けるのは苦痛以外のナニモノでもないのです。

子どもにとってネガティブな感情しか生まれてこない状況は、考える力を奪いますので、行動する力も生まれてきません

「学校いやだ」で頭がいっぱいの状況は、とてもじゃないですけど、前向きに行動できるわけがないのです。

ですから、「宿題終わってないでしょ?」「ゲームしかしてないじゃない!」と口うるさく言ったところで、「学校いやだ」に加え「お母さんうるさい」と、ネガティブな要素が加わり、余計に考える力も行動する活力も奪われていくのです。

休み明け直前の荒れる子どもへの対応。ポイントは3つ!

ネガティブな要素をこれ以上に加えず、まずは休み明けを穏やかに迎えたいですね!

長期休み終盤に荒れる子どもには、3つのポイントをおさえた対応をしていきましょう!

お母さんは思ったことをすぐに口に出さない!

「宿題終わってないよね…?」とお母さんが焦ってしまうと、楽しくゲームをしている子どもに「宿題終わってないでしょ!?」などと、すぐに口走ってしまうものです。

ですが、子どもの立場にしてみたら、「楽しんでるのに、状況関係なくめんどくさいことを言ってくるうるさいお母さんの小言」でしかなく、聞く気にもなりませんし、やる気も起きてきません。

お母さんの焦りは必要ありません!

どうしても言いたいことがあれば「今、話してもい~い?」と声をかけてから言うだけで、子どもも耳を傾けてくれますよ!

気持ちは正月、時間軸は通常に

長期休み、とりわけ冬休みは、お正月というなんだかダラダラ過ごしてもOK!の雰囲気が漂う時期を挟むために、お正月が終わってもダラダラがなかなか抜けきれません。

いつまでも正月気分の子どもの姿を見ると小言の一つでも言いたくなってしまいますが、お正月っていいよね。今だけダラダラしていてもいいよね。と、正月気分を存分に楽しんでいくのもアリです!

ですが!生活の時間軸だけ、学校が始まったときと同じようにしていくことがポイントとなります。

ダラダラと夜中までゲームをしていて、朝起きられない状況を休み明けまで続けないためにも、時間軸だけ戻していきましょう!

宿題は無理やり終わらせなくてもいい!

もし宿題が終わっていない場合。徹夜で終わらせるのは避けましょう!

なぜなら、長期休みの最終日がつらーい時間で終わってしまうからです。

「冬休み楽しかったな」といい気分で終わらせたいので、お母さんの「宿題はやるべき」をいう思考を、一旦わきに置いておきましょう

もし、お子さんが宿題を終わらせたい!と思っているのであれば、時間を決めたり、答えを見たり、とにかく子どもがつらくない環境を守ってあげてほしいです

そして、新学期が始まり、お子さんが学校にもし行ったのであれば、ぜひお母さんはご自分へ「がんばったね!」とご褒美をあげていきましょうね^ ^

執筆者:津森あかね
(New Mammyアンバサダー★★)

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