発達障害ADHDタイプのいつもキレる子どもに恐怖心を感じていませんか?
朝起きてから寝るまでのあいだ、いつもいつもキレている…発達障害のお子さんはこんな怒りっぽいタイプが多いですよね。
年齢が上がるにつれ、キレかたも異常に感じるほどで、子どもに恐怖心を感じること、ありませんか?
注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの子どもは、とくにキレることが多いです。
思いどおりにならないと「ふざけんな!」と暴言の嵐。
椅子を蹴ったり、壁を殴ったり…このまま家庭が壊れていくようで、わが子といえど「この家からいなくなってしまえばいい」と思うほどに追い込まれてしまいますよね。
そんな風に思う反面、「このままではこの子はどうなってしまうのか」と将来への不安から、どうにかしたい!という気持ちもあるのではないでしょうか?
私も、息子が学校から帰宅する時間になるとため息をつき、「帰ってきてほしくない」という気持ちと「今日こそは笑顔で乗り切るぞ!」と奮起する気持ちをいつも感じていました。
諦めたくなるけど、わが子のことだから、諦められない。
私の心も忙しかったです。
キレるのは防衛本能!
ADHDタイプの子どもは、小さなころから元気いっぱいで、その分、大人から叱られることも多かった、という子がとても多いです。
大人だけではなく、同じクラスのしっかり者の女の子からも注意されることもあります。
とにかく叱られ、注意をされ、指摘をされる。
何か言われることは決まってネガティブなことばかり。…そんな経験を積んできています。
そうすると、何か言われるたびに、ADHDの子どもの脳は警戒をするようになっていきます。
たとえいいことを言われるときでも、警戒を強めてしまうのです。
いつも警戒をしているということは、脳はいつも戦闘態勢の状態です。
こちらは戦う気持ちはなくても、子どもはやられないように、と戦いを挑んできます。
それが、いつもキレている状態なのです。
だから、キレる子どもに「ママは戦うつもりはないんだよ」というメッセージを送ることで、子どもは戦闘態勢を解いていくことができます。
キレる子どもが怒りをすっと沈めるママの対応
戦闘態勢を解くには、声をかける前の状態が重要になってきます。
人は、言語情報(何を言うか)より非言語情報(表情、声のトーンなど)が伝わるのです。
ですから、声をかける前に「表情」で「ママは戦わないよ」を伝えることで、子どもは戦闘態勢を解くことができます。
どんな表情か。それは「スマイル」です!
子どもに恐怖心を感じている方にとっては、子どもに向かってスマイルを見せるなんて難しい!と感じるかもしれませんが、ニッコニコになる必要はありません!
少し口角をあげるだけでいいんです。
私は学校から帰宅する息子を迎えるときに、いつもは部屋の中で「おかえり」と言っていたのですが、たまたま玄関のあたりで用事があった風に装いながら、ニコッとしながら「おかえり」と声をかけました。
いつもだったら、ブスっとした顔とボソッとした声で「ただいま…」と言ってた息子が、少し明るい表情で「ただいま」と、しっかり言ってきました!
戦闘態勢を解かないことには、お母さんの言葉を届けることはできません!
まずは、ほほえみから!
子どもの脳に届けるコミュニケーションを始めていきましょう!
執筆者:津森あかね
(New Mammyアンバサダー★★★)
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