園で先生の話が聞けない子どもが心配
お子さんのこんなお悩みありませんか?
・幼稚園保育園のことを聞いても、「何もしてない」「べつに…」という反応
・先生から連絡帳で伝えられたことを聞いても「知らない」
・お家でも「片づけようね」「ゲーム終わりにしよう」「お風呂はいろう」という指示がなかなか耳に届かない
幼稚園や保育園で先生の話が聞けてないと心配になりますね。
お母さんが園に一緒に行けるわけではないですから、直接フォローはできません。
どうサポートしてあげたらいいのか悩んでしまいますよね。
先生の話を聞くために必要なのは
『先生の話が聞けない』の状態を理解するために、「先生の話を聞くとは?」を考えてみましょう。
・耳で言葉の情報をインプットする
↓
・脳でその聞いた情報が何なのかを理解する
↓
・記憶して必要なときに思い出す
↓
・指示通りに動いたり、発言をする
という過程を経てアウトプットされます。
これを繰り返すことで脳の発達が進み、スムーズに行動できるようになってくるのです。
ASD(自閉症スペクトラム)グレーキッズはそもそも視覚優位の子が多く
目で見る視覚の方が得意で、聞く力の聴覚まで発達してくるのがゆっくりという特性を持っています。
もともとの脳の特性ですが、意識的に刺激をいれてあげることで、日常生活に困らなくなります。
入学までの1年間でクリアしておきたいこと
年長さんになると小学校入学を意識した園生活になってくることが多いです。
椅子に座って集中する製作や、挨拶や身の回りの準備、片づけ、全て自分でできるようになる準備をしていきます。
先生の話を集中して聞けるようになるには少し時間が必要ですが、今から対策をしておけば、入学を安心して迎えることができます
先生の話を聞けるようになるためにママのOKマインドとOKサインで安心感をセットアップ
先生の話が聞けないASDグレーキッズが話を聞き、スムーズに行動できるようになるために、おうちでしてあげられること!
そのポイントは
ママのOKマインドとOKサインで安心感をセットアップする
子どもが指示を聞いて理解して行動する!
その前にまず必要なのが、『安心感』です
子どもの脳では言葉の中身よりも、非言語情報が先に処理されます。
褒めてるのになかなか伝わらない・・・という場合は
《表情・声色・語調》を意識してみましょう
表情は笑顔や穏やかな表情で♪
声色は明るい声で
語調は穏やかに
「お!昨日より早く片付けできたね!」
「朝、自分で起きてこれたね!」
「ゲームしてるんだね♪」
難しいと感じる場合は、女優になりきる作戦も有効です◎
そして、さらに追加でOKサイン!
これはジェスチャーでのOKです!
視覚的に伝えるのは効果大です!
OK!やいいね!、目を合わせてうなづくことも、褒めて認めていることにつながり、子どもの中でも安心感を高められます。
ぜひ、お家での何気ない会話の中に取り入れてみてくださいね!
執筆者:浅田みほ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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