発達障害・グレーゾーンの幼児の朝の準備がサクサク進む方法

発達障害・グレーゾーンの幼児さんの朝の準備がなかなか進まず、ママもイライラしてしまうこと、ありませんか?「早くして!」と声をかければ途端に癇癪…!そんな毎朝に参っているママへ!朝の準備を楽しくサクサク進ませる方法をお伝えします!

発達障害・グレーゾーンの子どもの朝の準備が進まない!

お子さんは朝の準備をサクサク進ませることはできますか?

わが家には4歳違いの兄妹がいますが、お兄ちゃんは何も言わなくても勝手に準備をすることができました。

しかし、妹の方は、着替えていたかと思うとボーっと座って止まっている…。

ごはんを食べ終わってハミガキをするかと思うと、本を読んでいる…。

「早く着替えて!」
「早くハミガキして!」

毎日、早く早く早く早く…と朝、出発するまでに何度も「早く!」と連発していました。

言っても言っても進まない娘の姿に、声を荒げることも何度となくありました。

毎日同じことをするだけなのに、なぜ毎日言わなくてはいけないんだろう。なぜできないのだろう。とイライラは募るばかりでした。

毎朝のルーティンでも何をしたらいいのかわからない!?

そもそも子どもというのは、目の前のことに意識が飛びつきやすいものです。

やらなくてはいけないこととわかっていても、楽しそうなものに目移りしますし、興味の対象がすぐに移ってしまいます。

発達障害・グレーゾーンの子どもは、さらにその特性が強く出てしまいますし、やらなくてはいけないことを忘れてしまうことが多いのです。

そして、毎日やっていることだとしても、次に何をしなくてはいけないのか、が本当にわからなくなっていることもあります。

「ごはんを食べる」「着替える」「ハミガキをする」という一つ一つの行動として考えず、何か大きな「やること」がボンと目の前に置かれているような状況で、実際に自分が「まず何からやったらいいのか」がわからない状態なのです。

だから、次の行動になかなか移すことができません。

そして、興味の対象がすぐに移ってしまうために、最後までやりきることができないのです。

朝の準備がサクサク進む秘訣は「楽しいかどうか」

朝の準備が進まないお子さんの様子を見ていると、興味の対象はどんなことに移っていますか?

ほとんどの場合、「楽しそう!」「面白そう!」ということに興味がいくのではないでしょうか?

そうです!
子どもの「楽しい!」を活用して、朝の準備をサクサク進ませていくのです!

まず、朝やらなくてはいけないことを、紙に書いて、カードを作ります。

厚紙ではなく、メモでも大丈夫です。

字が読めないお子さんには、絵を描いてあげるといいですね!

「あさごはん」「おきがえ」「はみがき」などと書いたカードから、次に何をやるのか、子どもに決めてもらいましょう!

そのときにクイズで出していきます!

「次にやることはなんでしょう~かっ!?」 「はみがき!」
などと答えたら「ピンポ~ン!」と楽しそうに褒めてあげましょう!

このクイズには、正解も不正解もありません。

お子さんが決めた「やること」をすべて認めていくので、「ブブーッ!」と否定することはありません。

わが家では、「お支度カード」を使って、やることを順番に並べて準備を進ませる方法を取り入れた時期もありましたが、次第にやらなくなっていきました。

この「お支度カード」を使って、どうにか楽しく進める方法がクイズでした。

もっと成長してからは、時計の読み方の練習として、時計のカードを作って、「何時になったらお着替えする」と自分で決めて準備をするようにもなっていきました。

子どもの「楽しい」を活用して、朝の準備がサクサク進むことで、ママのイライラもなくなりますよ!

執筆者:津森あかね
(New Mammyアンバサダー★★★)

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