脳科学的アンガーマネジメントに子どもの変化がなく焦るママ
「脳科学的なアンガーマネジメント」を始めているママ達がたくさんいらっしゃいます!
しかし、一生懸命に「脳科学的なアンガーマネジメント」に取り組んでいるのに、
子どもの変化がみられない現状を目の当たりにして、焦っているママたちもいると思います!
子どもは相変わらず宿題はしないし、先生からは注意してほしいことや学校でのトラブルの報告がある。
ゲームばかりしている、お風呂には入らない、出したおもちゃは片付けない、脱いだ服は脱ぎっぱなし…。
ちょっとしたことで機嫌が悪くなり、癇癪を起してギャーギャーと騒ぎ立てている。
「ママが悪いんだ!ママのせいだ!」とママを攻撃してくる…。
小学1年生の女の子のママさんMさんもそんなお一人でした。
「脳科学的なアンガーマネジメント」を学んで1ヶ月後、
「うちの子効いていないかもしれないです…」
「私のやり方が悪いのでしょうか…」
という反応をされていました。
脳の発達の順番が子どもの変化の順番?
脳は、発達する順番が決まっています。
脳を発達させるためには、脳が育つ順番を知り、支援する順番を間違えないことです。
例えば、聞くことや話すことを習得する前に、読んだり書いたりできる子はいません。
聞くことや話すことを、ママとの会話の中でどんどん上達させていけば、読み書きのベースとなる力を貯えていくことができるのです。
脳科学的なアンガーマネジメントは、正しくやればお子さんの反応は必ず良くなります。
まず起こる変化としては、癇癪の回数が減ったり、癇癪が起きても時間が短くなるところから始まります。
そのあとで、聞く力がつきはじめ、正しい情報が脳に届くようになるから理解力が上がり、そのあとで、切り替え力や集中力、対応力が上がってきます。
脳は発達する順番が決まっているのです。
子どもの変化に「焦らずコツコツ」取り組めるのが賢いママ
焦ってもお子さんの発達は、そんなに急激には上がってきません。
ですから、賢いママは焦らないのがコツです!
やるべき声かけを正しく続けることのみに注力していきましょう!
発達科学コミュニケーションの脳科学的アンガーマネジメントは、ただ怒らない脳にするだけではなく、総合的にお子さんの脳の発達を加速させて行きます。
ですから、お子さんの小さな「できた!」を見逃さずにいて見ていきます。
そのために毎月このようなグラフをつけていきます。
Mさんの記録です。
左が「親力」、右が「子どもの力」です。
➀黒がスタートの時の記録
➁ブルーが1ヶ月目の記録
➂赤が2ヶ月目の記録
ちょっと見にくいのですが、
注目して欲しいのは、➁ブルーの1ヶ月目の記録では、ママの方だけがぐっと上がっています。
その時のMさんの反応が、冒頭の 「うちの子効いていないかもしれないです…」 「私のやり方が悪いのでしょうか…」
それが正解なんです!
ママが正しい理解をして「親力」のグラフが上がる、
そのアプローチを1ヶ月するから、その次に「子ども力」が上がる、が正解です!
「必ず来月は、お子さんのグラフが上がりますから心配せずに続けていきましょうね!」
とMさんにお話ししてから1ヶ月後が、➂赤の2ヶ月目の記録です。
「子ども力」が急上昇しています!
Mさんからはこんなメッセージが届きました。
\グラフの動きが桜井先生の予言通りに、特に「子ども力」の部分に動きが出て驚きました!!/
私は決して予言者ではないのですが(笑)、私が累計300人以上の親子の携わってきた経験の記録がそう教えてくれているんです。
お子さんがいきなり変わることは、魔法をかけない限り起こらないと私は思っています。
まずはママやパパが正しい理解をすること。
そして、声かけをお子さんの脳に合わせたアプローチに切り替えることができさえすれば 、幼児だろうが思春期だろうが必ずお子さんの脳の発達は加速していきます!
ですから、「脳科学的なアンガーマネジメント」は焦らないことがコツです。
やるべき声かけを正しくし続けることのみに注力していきましょう!
お子さんの反応は必ず良くなってきますよ。
執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
子どもの癇癪に困っているママをサポートしています!
▼無料メール講座の登録はこちらから