たった2ヶ月で解決!感覚過敏を治すことはしない脳科学的アンガーマネジメント!

感覚過敏を治すことができず、お子さんの対応に悩んでいるママはいませんか?感覚過敏は感覚の脳が未熟な場合に生じますが、脳には発達段階があり、いきなり感覚過敏を治そうとしても改善しません。最初に「怒らない脳」を育てることを意識しましょう!

子どもの感覚過敏を治すことができず対応に困っているママ

お子さんの感覚過敏を治すことができず悩んでいるママはいませんか?

感覚過敏とは五感の感じ方の過敏さのことで、色々な感覚過敏を持ったお子さんがいます。

肌の敏感さとして、
「洋服のゴワゴワがいやだ!」
「首元のタグがチクチクしていて嫌だ!」
と言う。

味や舌触りなどの味覚の敏感さがあり、これは、偏食などにもつながります。

音に対する過敏さとして、いろんな音が全部聞こえてしまう

光への敏感さとして、普通の光もまぶしく感じてしまう

これらの感覚過敏は、周りの人には見えないし、感じられないものなので、 「そんなの気にしなくていい!」と言われてしまうことが多いのです。

しかし、本人たちにとっては、ものすごく不快な感覚を覚えるものです。

そのため、 断固拒否!!ということになりやすく、ママ達の子育てを苦しめる1つの大きな要因になっています。

年長のYちゃんを育てているAさんもそんなお一人です。

特にYちゃんには、洋服に対する過敏さがありました。

パンツも含めて「履きたくな〜い!」になってしまうと、ママとしては本当に困ってしまう…と頭を抱えておられました。

また、癇癪やイヤイヤに加えて、独特のこだわりやマイルールにも悩んでおられました。

感覚過敏を治すことはしない脳の発達の順番を意識するアプローチ

感覚の過敏性を担当するエリアは感覚の脳です。

感覚の脳の発達が未熟な場合、敏感すぎる、逆に鈍感さとして現れます。

感覚過敏は、感覚の脳のエリアがまだ未熟な状態なので、刺激を正しく脳が受け取ることができません。

しかし、脳には発達段階があるので、いきなり感覚過敏を治そうとしても絶対に改善しません。

感覚過敏をどうやって治そうか…ということだけを考えても解決しないのです。

ですから、順番を意識していきましょう!

まずAさんにやってもらったことは、やはりアンガーマネジメントなんです。

発達科学コミュニケーションの脳科学的なアンガーマネジメントは、「怒らない脳」を育てていきます。

つまり最初のアプローチは、脳の受け取るお皿を大きくしていくことです!

発生した「怒り」をどうコントロールしていくか、という視点ではありません。

感覚過敏を治すことはしない非常識な対応法

まずは、怒りをなくすコミュニケーションをママが習得していくことです。

その一つとして、行動の「始まり」「途中途中こまめに」褒める、という実践があります。

例えばお着替えなら、「着替えること」が100%できてから褒めようとしていると、褒めるチャンスを逃してしまいます。

お着替えを始めたら、あるいは「始めよう」としたら褒めます。

「お着替え始めるんだ!」
「お洋服選んでるんだね!」
「今日は早いね」

途中途中でこまめに励まします。

「もう、ここまでできたの!」
「パンツ履けたじゃん!」
「あと少し!」

・1ヶ月目
Yちゃんは、気に入らないことがあると「ママ〜!ママ!!」とママを呼びつけていましたが、怒りの感情をぶつけてくることがなくなってきました

・2ヶ月目、
毎朝ぐずぐずで大変だった朝の支度が、自分でできるようになりました。

そして、なんと!

「気がついたら感覚過敏のことを子どもが言ってこなくなりました〜!」 と報告してくれました^^

Aさんよくがんばりましたね〜!

きっと本当に感覚過敏まで良くなるのかな〜と心配な2ヶ月だったと思います。

しかし、Aさんが脳科学的なアンガーマネジメントの声かけを続け、Yちゃんの脳を育ててきたからこそ、

怒らずできることが1つ1つ増え、そして、自分で考えて動けるようになり、そして、一番ママを悩ませていた感覚過敏もなくなってきた! 

「怒らない脳」を親子で獲得できた先の、伸ばす楽しさを少しずつ味わえるようになった。

2ヶ月前には「もうどうしたらいいかわからない…」そう涙を流していたAさんが、たくさんの戦略を考えられるようになりました!

Aさん自身がその戦略を考えられるようになっていることが何よりも嬉しいです!

うまくいかない子育てに振り回されずに、自分で考えわが子を成長させられる新しい時代のママがNew Mammyです!

皆さん!脱しつけ!で、わが子と一緒に思いっきり成長していけるNew Mammyになっていきましょうね!

執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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