想定外の出来事、ルーティンから外れることが苦手…
想定外の出来事やたまに行われる行事が苦手。
予期せぬことが起こると、パニックになったり泣いたりして手がつけられなくなってしまう。
ルーティン(毎日決まった流れ)外のことを受け入れるのが難しい。
お子さんのこのような様子に悩んでいるママはいませんか?
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想定外の出来事が苦手な理由はここにあった!
想定外のことが起こったり、ルーティン通りにことが進まなかったりすると戸惑いが大きくなってしまう理由は、不安が強いからなのです。
不安の強い子は視覚優位の場合が多く、目で見て理解することが得意な傾向にあります。
逆にいうと、イメージすることや目の前にないことを想像するのが苦手なのです。
想定外のこと、ルーティンと違うことというのはイメージや想像がしにくいことなので、不安になってしまうのです。
また、不安という感情には脳の内側にある「扁桃体」という部分が関係しています。
扁桃体が過剰に活動することで、不安が強くなってしまうのです。
そのため、扁桃体を活性化させない方法として有効なのが「事前予告」になってくるのです。
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娘が避難訓練で大号泣…やはり「想定外」が原因でした
娘は未満児のころ、避難訓練で泣いてしまい、先生に抱っこしてもらって避難しました。
今でもはっきりした理由はわかりません。
娘はお喋りが上手ではなく、未満児のころは理由を説明するなんてとてもできなかったからです。
だけど私が考えられる原因は
①音が嫌だった
②想定外な出来事が嫌だった
のどちらかではないかと思います。
娘は聴覚過敏で、タイマーがゼロになるときのような、突発的な音が嫌いです。
避難訓練の放送のベルの音も、突然流れてきますよね。
また、娘は不安が強いため、避難訓練のような非日常に抵抗を感じやすいのです。
どちらも「想定外」が大きく関係しています。
未就学児や小学校低学年の子どもに丁寧な事前予告が必要な理由
どの年齢でも、不安の強い子への対策は変わりません。
行事があったり、ルーティンが崩れることが予想されたりするときは、「事前予告」を丁寧に行うことです。
だけど特に未就学児は、より丁寧な説明が必要なのです。
集団生活が始まって間もない未就学児は、
・園生活にどのような「想定外」が潜んでいるか、
・どのような「行事」があるか
すらわからないためです。
小学校に上がっても、特に低学年のうちはその都度丁寧に事前予告をしてあげたいですね。
園とは大きく環境が変わり、小学校ならではの「想定外なこと」や「行事」も増えるからです。
「丁寧な事前予告」とは具体的に?避難訓練を例にお伝えします!
事前予告は可能な限り、絵や写真、実物などを見せて視覚的にわかりやすく行いましょう。
目で見ることでよりわかりやすく、安心できるお子さんも多いからです。
未就学児でも日にちや曜日感覚が身についてきている子や、小学生の場合は、カレンダーや時間割などに書き込む形で伝えるのもいいと思います。
不安のあまり、何回も同じことを聞いてくるお子さんもいます。
そんなときは
「さっきも説明したでしょ」「しつこいなあ」
などと言わず、その都度丁寧に、何度でも説明してあげて下さい。
そうすることでお子さんの不安が少しずつ和らいでいきます。
避難訓練であれば、何の避難訓練なのかも先生に聞いておけるといいですね。
避難訓練とひとくちに言っても、火事、地震、不審者対応、引き渡し訓練などいろいろとあるからです。
また、火事であれば出火の想定場所も毎回異なり、それによって避難経路や避難場所も変わる可能性があります。
事前予告に対する先生の方針や考え方もお聞きできるとなお良いです。
娘は年中の秋
「もう避難訓練は事前予告なしでいい」
と言うようになりました。
先生にも相談させていただいたところ、
・年少以上はクラス全体での事前予告はしていない。本当に火事地震があれば予告というわけにいかないため。
・特性又は性格的に必要な子には個人的に事前予告しているが、娘ちゃんは必要なさそうなのでしていない。
・本人が大丈夫と言うのであれば、来月(12月)試しに事前予告なしでやってみましょう。
とのことでした。
先生の提案通り、12月の避難訓練は先生も私も事前予告しませんでした。
それでも特に問題はなかったため、その後は事前予告をしなくなりました。
本人が事前予告なしで大丈夫と言えば、必要に応じて先生と相談もしながら、事前予告はなくしてもいいかもしれません。
先生とも連携しながら、お子さんが行事なども安心して乗り越えられるように応援しています!
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執筆者:たちばな あずさ
(New Mammyアンバサダー★)
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