毎日癇癪を起こす発達障害・グレーゾーンの子ども!「脳の処理速度」が原因の癇癪への対応策

うちの子、なんで毎日癇癪を起こすんだろう?と悩んでいませんか?発達障害・グレーゾーンのお子さんは脳の処理速度がゆっくりなことが多いです。処理速度がゆっくりなことが癇癪の原因になっているかも!対応策をお伝えします!

毎日起こす癇癪の原因は1つではない!

「うちの子、なんでこんなに癇癪を起こすの?」

そう思ったことはありませんか?

ママは夕食の前にお風呂に入ってしまいたいなーと思って「お風呂に入ろう!」と声をかけただけなのに「やだー!」からの「ぎゃーっ!!」と癇癪!

えっ?なんで?…と、何がトリガーだったのかママもわからないようなことがありませんか?

癇癪が起こる原因はいつもコレ!ということがわからないから、どう予防したらいいのかわからず、子どもが癇癪を起こさないように…と子どもの機嫌を伺いながら生活することになっていませんか?

実は、癇癪が起こる原因は1つではありません。

脳の特性には、

・衝動性
・コミュニケーションの苦手さ
・こだわりの強さ

などがあります。

この脳の特性に癇癪が起こるトリガーがひそんでいるのです。

癇癪はさまざまな要因が絡んでいます。

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発達障害・グレーゾーンの子どもの癇癪の原因の1つは「脳の処理速度」

今日はその中でも「脳の処理速度がゆっくりなお子さん」についてお話しします。

お子さん一人ひとり、脳が情報を処理する速度は違います。

ですが、厄介なことに、その速度は外からは見えないんです。

見えないということはどういうことになるかというと、例えば、お子さんがまだ20%しか理解できていないのに、見えていないので、周りの人は、お構いなしにどんどん話してしまう。

だから、処理速度がゆっくりな子の脳に、次々と新しい情報が入ってくると…

・処理しきれない情報が溜まる
・頭の中がいっぱいになり動けない

だけど、脳がどんな状態かは目で見えないので、

周りからは「サボってる」と思われたり、

できるのに「やらない!」

言っても言っても「動かない」と思われてしまい、

「なんでちゃんとやんないの!」 と怒られてしまい、結果的に、それが癇癪につながることも多いのです。

他にも、不注意があるお子さんは脳の処理がゆっくりになりがちで、注意されることが多く、癇癪になりやすいです。

発達障害・グレーゾーンのお子さんの中には、この脳の処理速度がゆっくりであることが多いのです。

癇癪を起こすから発達障害ということでは決してなく、発達障害・グレーゾーンのお子さんの脳の処理速度の問題が、癇癪を起こすことに大きく関係しています。

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「脳の処理速度」が原因の癇癪に効果的な声かけテクニック

もし「うちの子、本当はできることがたくさんあるのに、うまく動けていないな」と思うことがあったら、脳の処理速度がゆっくりなのかもしれないと考えてみてください。

脳の処理速度がゆっくりなために起きる癇癪には、3つのポイントを押さえた声かけで癇癪を防ぐことができるようになります

3つのポイントとは…

・ゆっくり話す

・1つの指示を短く伝える

・1つ話したら、1、2秒待って処理する時間をつくる

この3つを意識するだけで、お子さんの「脳の混乱」を減らし、癇癪を防ぐことができます。

「お風呂に入ろう!その前におもちゃ片づけて!」このような普段よくある声かけも、ゆっくりと「ブロックをこの箱に入れよっか!」というように、子どもが何をしたらいいのかが明確な指示を出しましょう

そして、声をかけたらこの指示がお子さんにしっかり伝わっているのか確認します

お子さんの反応が薄いなと感じたら届いていない可能性がありますので、最初と同じように「ブロックをこの箱に入れよっか!」と声をかけていきましょう。

脳の働きは見えないために、癇癪の原因がわからず逆効果な対応をしてしまうことも多いです。

特に、特性がうっすらなお子さんほどその苦手さは見えづらいため、

「ただふざけているだけ」
「ただ怠けているだけ」
「できるのになんでやらないの!」

と怒られてしまい、そのせいで癇癪の原因が増えてしまうことも多いです。

だからこそ、ママはわが子の「脳の使い方」の得意・不得意を知って対応できるといいですよね。

それだけで、親子のコミュニケーションがぐんとスムーズになり、癇癪も減っていきます。

3つのポイントを押さえた声かけをぜひやってみてください!

執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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