「まだ遊ぶ!」の癇癪を卒業!子どもの気持ちの切り替えをスムーズにして笑顔でバイバイできるママの関わり

お友達との別れ際の「まだ遊びたい!」という癇癪や、気持ちの切り替えが難しいお子さんに悩んでいませんか?それはわがままではなく脳の発達が理由です。楽しく「バイバイ」できる気持ちの切り替え力の育て方とママの関わりを解説します。

なぜ友達との別れで癇癪が起きやすいのか?

こんなお悩みありませんか?

・友達と別れるタイミングで「まだ遊ぶ!」と癇癪
・無理やり連れて帰ると、さらに大泣き
・周りの目が気になって焦ってしまう
・毎回この時間が憂うつで、友達と遊ばせるのがつらい

私の息子は、友達と遊ぶことが大好きな子でした。

公園でも、放課後でも、楽しそうに遊んでいる姿を見るのはうれしい。

だけど問題は、その終わりの時間でした。

「もう帰るよ」と声をかけると、「まだ遊ぶ!」「帰りたくない!」と強く反発し、癇癪が始まる。

無理やり連れて帰っても逆効果で、泣き声は大きくなり、気持ちはますます荒れる。

周りの目が気になって、「早くしなさい!」「もういい加減にして!」と、つい強い言葉をかけてしまうこともありました。

「どうして気持ちの切り替えができないんだろう」そんな不安と焦りを、何度も感じていました。

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「まだ遊ぶ!」で癇癪!はなぜ起きる?

友達と別れるときの癇癪は、しつけ不足でも、性格の問題でもありません。

その理由の1つ目は、楽しいことに強く集中してしまう脳の状態が関係しています。

子どもは楽しいことに出会うと、強く集中します。

友達との遊びは、

・楽しい
・刺激が多い
・安心できる

この3つがそろうため、脳は「もっと続けたい!」という状態になります。

2つ目は

気持ちを切り替える力がまだ発達途中だということ。

気持ちの切り替えには、

・感情を落ち着かせる
・次の行動を考える

という力が必要です。

しかし子どもの脳は、この感情を調整する力がまだ弱いのが特徴です。

そのため、「楽しい→ 終わり」という切り替えを一気に求められると、脳が追いつかず、癇癪として感情があふれてしまいます

そして3つ目が、見通しの力が弱いと、癇癪が起きやすいということ。

さらに、 「いつ終わるのか」「このあと何があるのか」という見通しを立てる力も、まだまだ育ち途中なのです。

突然の友達とのバイバイは、子どもにとって予想外の出来事になり、不安や怒りにつながりやすいのです。

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癇癪をこのままにしないほうがいい理由とは

「成長したら落ち着くかな」
「今だけだよね」

そんなふうに見守りたくなる気持ちを私自身もずっと抱えていました。

しかし、もし毎回のように、

癇癪 → 怒られる → 無理やり楽しいできごとを終わらせられる

という経験が続くと、

・楽しい時間の最後が「嫌な記憶」になる
・友達と遊ぶこと自体がマイナスの記憶になる
・自分の気持ちをコントロールできない感覚が残る

そんな積み重ねになってしまいます。

本当は、どんなママだって「遊べて楽しかったね!」でバイバイしてほしい。

そう思っているんじゃないでしょうか。

そのためには今、癇癪を止めることよりも、気持ちの切り替えを経験として教えていくことが大切です。

今のこの時期の関わりが、この先の人間関係や集団生活で必要な「感情コントロールの土台」になります。

気持ちを切り替える鍵は、ママの声かけにあった!

癇癪が起きたときは、行動を止めるよりも、気持ちの切り替えが起きやすい『環境を整える』ことが大切です。

先の見通しを立てる力を育てる声かけ

突然の「帰るよ」は、癇癪のもと。

遊ぶ前・途中で、見通しを伝えます。

・「あと10分で帰るよ」
・「この遊びをしたらバイバイしようね」
・「最後に何する?」

終わりが見えることで、脳は切り替えの準備を始められます。

気持ちを否定しない

癇癪が始まったとき、説得や正論は逆効果です。

代わりに、

「まだ遊びたかったね」
「楽しかったもんね」

まずは気持ちを受け止めます。

安心すると、感情は少しずつ落ち着いていきます。

帰宅後の楽しみをつくる

帰ったあとに、

・好きなおやつ
・ママとのお話タイム
・小さな楽しみ

を用意しておくと、気持ちは「次」へ向かいやすくなります。

「帰る=嫌なこと」ではなく、「帰る=次の楽しみ」という経験が、切り替え力を育てます。

友達と別れるときの癇癪は、まだ気持ちの切り替えが未熟なだけ。

今、見通しを立て、気持ちを受け止め、成功体験を重ねていくことで、 子どもは少しずつ 「気持ちを切り替える力」を身につけていきます。

癇癪は、成長のサイン。

今の関わりが、未来の安心につながります。

うまくできない日があっても大丈夫。

「今は気持ちをまだ切り替える力を育ててる途中なんだ」と思いながら、子どもの気持ちを言葉にして、 受け止める関わりをぜひやってみてくださいね。

執筆者:華田さち
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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