年長なのに癇癪が止まらない…園ではいい子なのに家で荒れる理由と関わり方

年長の子どもが園ではいい子なのに、家では癇癪を起こして困っていませんか?それは親の関わり方ではなく、子どもの脳の状態が関係しているのかもしれません。園ではいい子なのに家で荒れる理由と、癇癪を落ち着かせる具体的な関わり方をお伝えします。

年長なのに癇癪が止まらない…園ではいい子の息子

息子は幼稚園では、明るく元気で「いい子」と言われる存在でした。

先生からは「いつも笑顔が素敵ですね」と言われることも多く、トラブルの話を聞くことはほとんどありませんでした。

でも、家に帰ると様子は一変します。

ほんの些細なことで、突然スイッチが入ったように怒り出すのです。

息子が自分でドアを開けたかったのに、私が先に開けてしまったとき。

息子が落とした物を、良かれと思って私が拾ったとき。

そんなことで?

と思うような出来事が引き金になり、泣き叫び、癇癪が始まりました。

園ではいい子なのに、家では荒れる。

そのギャップに戸惑いながら、私は次第に息子の顔色をうかがうようになっていきました。

何をしたら怒るのか分からない。

だから、できるだけ刺激しないようにする。

気づけば、必要最低限の声かけしかしなくなっていました。

本当はもっと話したいのに、 癇癪が怖くて近づけない。

「もう年長なのにどうして?」
「なんで家にいるときだけ?」

そうやって、自分を責め続けていました。

良かれと思っていたその声かけ、
実は癇癪を長引かせているかも?
わが子に合う関わり方をチェック
↓↓↓

園ではいい子なのに家で癇癪が起きる理由

息子の癇癪は「わがまま」だったのではなく、「感情の脳」が荒れている状態でした。

園ではいい子でいようとする分、子どもは無意識にたくさんのエネルギーを使っています。

・先生の話を聞く
・友達と関わる
・ルールを守る

こうしたことを続ける中で、感情を抑える力も使い続けています。

そしてその反動が、安心できる家で一気にあふれ出していたのです。

つまり、「園ではいい子でいられる子ほど、家で癇癪が出やすい」 ということなのです。

この視点を知ったとき、私は初めて 「私の関わり方が全部悪いわけじゃなかった」と思えるようになりました。

宿題・お風呂・寝かしつけ…
毎日のイライラバトルは卒業できる!
ワーママ専用・夜の怒りグセ解決法
↓↓↓

年長の今こそ癇癪への関わり方を変えたい理由

癇癪が続くと、親はどうしても「やめさせること」に意識が向いてしまいます。

「やめなさい」
「早くして」

そう言えば言うほど、うまくいかない。

それは、感情が荒れているときの子どもは

「考える」
「理解する」

ことが難しい状態だからです。

この状態で叱る関わりが続くと、

・怒られてから動く
・言われないとできない

という経験を積み重ねてしまいます。

年長の今は、これから小学校に向けて 「自分で考えて動く力」を育てていく大切な時期です。

だからこそ、 行動を変えさせる前に 感情を整える関わりが必要でした。

園ではいい子の子にこそ必要だった関わり方

私が最初の1か月で意識して取り組んだのは、次の3つです。

否定的な関わりを減らす

否定的な言葉だけでなく、

・表情
・声のトーン
・ため息

こうした非言語の部分も含めて、否定を減らしました。

子どもは、親の状態をとても敏感に感じ取っています。

まずは自分が落ち着くことから始めました。

3S(スマイル・スロー・スイート)で関わる

・笑顔で
・ゆっくり
・やさしい声で

この3つを意識することで、息子の反応は少しずつ変わっていきました。

親の安心感が、そのまま子どもの安心につながっていきます。

スモールステップで伝える

「手を洗って、着替えてね」と一度に伝えるのではなく、「まず手を洗おう」と一つずつ伝えるようにしました。

子どもが理解しやすい形に変えることで、無理なく行動できるようになっていきました。

この関わりを続けていくと、1か月ほどで癇癪はかなり減り、 起きても短時間で落ち着くようになりました。

年長なのに癇癪があること。
園ではいい子なのに家で荒れること。

それは「問題」ではなく、 子どもが頑張っている証かもしれません。

「なんで家だけ?」と感じたときは、 関わり方を見直すタイミングなのかもしれません。

執筆者:西野まこ
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)

毎日の癇癪対応から抜け出したいママへ
▼無料メール講座の登録はこちらから