好きなことには一生懸命だが、他のことは後回しの子ども
思春期の子どもは、体や態度はどんどん大きくなり、成長を感じる一面、行動を見てみると、段取りの悪さが目立つことってありませんか?
わが子は発達障害グレーゾーンでこだわりも強く、電車が大好きで、学校から帰るとパソコンでせっせと路線図などを調べています。
コミュニケーションがあまり得意でない分、友達との時間よりも自分一人の世界に浸っている時間が多く、集中すると時間を意識したり、行動の切り替えが難しくなり、やるべきことも後回しになっていました。
結果、時間が足りなくなり「お母さんやっといて」「聞いてみて」と人任せにしてばかりいるので、私はそんなわが子の将来が不安で仕方ありませんでした。
なかなか行動できないわけ
こだわりが強い子は過集中になりやすく、行動を切り替えられなかったり、ルーティン化を好んだりします。
またフリーな時間があっても、活用するのが苦手な傾向があります。
脳の特性から頭の中で行動の選択肢を作るのが苦手で、結果的に同じ行動になり、そのときどきの段取りを考える力が足りず、行動できないのです。
人は行動することで脳が発達します。それが初めての行動であればより効果は大きいのです。
つまり子どもが自ら行動出来るチャンスが多ければ、脳はいい方向に発達する!ということです。
社会に出て困る段取りの苦手
自分の好きなことがあるのはとても良いことですね。しかしそればかりでは、将来社会に出た時に困ってしまうのは子ども自身です。
時間割があるのは学生まで。その後は自分の段取りを日々考える必要があるのです。
自分の頭で考える段取り力を、ワクワクしながら伸ばすことができたらいいですよね!
柔軟な思考も育ててくれる方法をお伝えします!
子どもの「やりたい!」をやりきる力に変えて、段取り力をのばす!
わが家で実践したのは、子どもの「やりたいこと・行きたい所」を子ども自身が計画を立てて、おでかけをする!です。
今まで親が計画し、ついてくることが多い子にとってはハードルが高く感じるかもしれませんが、自分のやりたいことができたり、行きたい所に行ける!となるとぐッとハードルも下がります。
それでもハードルが高い場合は、ママが少しだけ助け船を出してあげるのもアリです。
わが子の計画は「電車でゲームセンターに行き、その後大好きな祖母とお昼ご飯を食べに行く」というものでした。
いつもは周りに任せるばかりでも、自分で決めた段取りなら子どもは守ろうという力が湧き、前向きに行動できるんです!
夏休みも終盤!子どもの「やりたい!」や「行きたい!」を活用して自分で動くワクワクチャレンジに変えてみませんか?
物事の段取りを考え、成功体験を積み重ねることで、段取り力を伸ばすだけでなく、苦手意識も解消されていきますよ。
はじめは小さなチャレンジからでいいんです!
ママの「チャレンジしてみない?」から始まり、「自分で出来たね!楽しかったね~!」の優しい笑顔の声かけが、何より子どもに力を与えるんです!
とっても大切なポイントなので、特大のスマイルで声かけしてみてくださいね♪一緒に子どもの将来をみていきましょう。
執筆者:古沢たまよ
(New Mammyアンバサダー★)
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