お子さんに困りごとがあると
そこばかり注目して
悪いところを治さなくちゃ!
と思いがちです。
行きしぶりをしているなら
「学校に行かせなきゃ!」
文句や暴言を吐くなら
「やめさせなきゃ」
宿題をやらないなら
「宿題させなきゃ」
ところが悪いところを治そうと
一生懸命そこばかりつついていても
一向に良くならないことが多いんです。
なぜなら、見えている困りは
ただ表面に出ているものなのであって
根底にある本当の問題や
つまづきには手をつけていないから。。
一生懸命モグラ叩きのように
表面に出てきた困りをたたいたところで
また別のところから困りが顔を出す。
こうならないようにするためには
大元から修正しなくてはいけないんです。
今日は大元の困りにたどり着くための
ヒントをお伝えします!
「なんで、◯◯なんだろうか?」
と「なんで」の質問を
5回繰り返すことです。
5回繰り返すことです。
なんで行きしぶりをしているんだろうか
→学校に行きたくないから
なんで学校に行きたくないんだろうか
→勉強が苦手でやりたくないから
なんで勉強が苦手でやりたくないんだろうか
→勉強が我が子のやり方にあっていないから
なんで勉強のやり方が我が子にあっていないのだろうか
→うちの子は書くのが苦手なのに
たくさん書かせられている
たくさん書かせられている
なんでたくさん書かせられるのか?
→漢字を覚えるため
この辺りまで来ると、
「あれ?なんでたくさん
書かせられてるんだろ?」
書かせられてるんだろ?」
と疑問が湧いて、
書かなくていい漢字のおぼえかたは
ないのかな?
ないのかな?
もしかして、それを先生に提案できて
解決できたら、
行きしぶりもしなくなるのかな?
行きしぶりもしなくなるのかな?
と考えられてきます。
これは一例です。
このように5回くらい掘り下げながら
書いていってください。
すると、何か解決に向けた
ヒントが見えてくることがあります。
一つの質問への答えは
複数あることも多いので
複数あることも多いので
問題を分解して行きながら
なるべくたくさん「なんで?』の答えと
それを掘り下げることを
やってみてくださいね!