発達凸凹キッズの自己肯定感が下がる思春期を紐解く!

 
思春期というのは
自己肯定感が下がりやすい時期です。
 
 
小学校の3、4年生から
プレ思春期なんて言われ
思春期の始まりの時期。
 
第二次性徴が始まり
脳と体が大きく変化します。
 
 
男の子はだんだんとガッチリ逞しく
女の子は大人の女性らしく丸みを帯び
体つきも変化してきます。
 
 
性ホルモンが急に増え
特に感情をコントロールするところで
活発に働くため
感情が不安定になりがちなんですね。
 
 
この時期イライラしたり
感情が不安定になりがちなのは
正常な発達なのです。
 
 
さらには思春期が始まる10歳くらいから
自分と周囲を客観的に見る「メタ認知」
できてくるようになります。
 
 
メタ認知とは
自分と他者を比べて、違いや優劣を
客観的に判断できるようになるので、

それによって劣等感を感じたり、

逆に優越感も感じたりする。
 
 
なので、周りの子と比べて
自分は胸が大きいのが嫌だ、とか
自分はいつまでも声変わりしないで
子どもっぽい、だとか、
 
 
見た目や能力、性格、環境など
様々に周りとの違いにも敏感になり
複雑な感情を持って
心にモヤモヤを溜めていることがあるんです。
 
 
そして、学校集団では仲間意識が出てきて
「ギャングエイジ」と言われる
3、4年生です。
 
 
友達とつるんだり
子どもだけの集団での活動を
好むようになって
 
親や大人を排除したがり
自分達だけで小グループを作るようになり
仲間はずれいじめにもつながりやすくなってくる。
 
 
友達からの価値観も新たに入ってくるし
親とぶつかったり
反抗的な態度になってきます。
 
 
思春期に入った発達凸凹の子どもは
脳の凸凹で苦手があって
人と比べて辛いことが多くなってきます。
 
 
自分は人と違うと感じやすい凸凹キッズは
敏感で傷つきやすく
特性で苦手もあって劣等感も強い。
 
 
周りの友達も成長と共に
変わってくる。
 
 
ここを理解した上で
親が対応する必要があるんです。
 
 
この3、4年生の時期から
子どもがしんどそうな様子が
見えているけれど
ここを放置していると
 
 
5、6年生になって
中学生になって困りが顕在化してきます。
 
 
だから、この時期の子どもに困りがあるなら
見逃さないで丁寧に対応する必要があるです。
 
 
今月は思春期の女の子の
セミナーを開催しようかと思っています。
 
 
女の子は特に
成長が早いですし適応力が元々高いので、
発達凸凹も目立たないことが多いです。
 
 
男の子のように

わかりやすく派手に困りが出てこない分

 

女の子集団についていけず
一人で困りを抱えていることが多いんです。
 
 
変化が大きいプレ思春期からの対応が
その後、中学高校で大きく崩れることを
防ぐことができるんです。
 
セミナーご参加希望の方は募集開始まで少々お待ちくださいね!
タイトルとURLをコピーしました