発達障害の子どもが高学年になるにつれ不登校が増加する原因となる「9歳の壁」とは?

 
発達凸凹の子の9歳の壁には
「勉強面」と「精神面」の2つの要素があるんです。
 
 
,勉強以外、もう一つの大きな壁は「精神面」
 
 
この年代の子特有の
仲間意識を持ちやすいこと。
 
 
友達グループができてきて
グループ内での暗黙のルールや
アイコンタクトなどで
会話が始まるようになってきます。
 
 
言葉の表面の意味だけを捉えがち

発達凸凹の子どもは

内側の気持ちを読むような

高度なコミュニケーションが苦手なので

 

仲間はずれにされたり
疎外感を感じやすいこともあります。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子も高学年では
周りの子どもとの差を感じやすく
辛くなってくることがあるんです。
 
 
ここに令和2年度の不登校の人数のデータがあります。
 

小学生における不登校の人数(令和2年度)

 

  • 小1:3,395

  • 小2:5,335

  • 小3:8,028

  • 小4:11,108

  • 小5:15,603

  • 小6:19,881
 
※文部科学省
「令和2年度 児童生徒の問題行動・
 不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」より
 
 
これは令和2年のデータですが、
令和3年はこの数字を塗り替え
過去最高の不登校です。
 
 
子どもが置かれている環境は厳しくなり
さらに学年が上がると
思春期+発達特性で
難しいことが増えてきます。
 
 
学校に行けているからいいとか
不登校になったから良くないとか
 
 
そういうことではありません。
 
 
それだけ多くの子どもが
小さい胸を痛めて

苦しんで頑張っているんだ、ということ。

反抗や
表面に出てくるネガティブな態度は

子どものSOSのサインです
 
 
そして、サインを感じながらも
同じ数だけの親御さんも
どうしていいのかわからず悩み苦しんで
頑張っているんですよね。
 
 

子どもも辛いし、親も辛い。

学校にも支援を求められない
この状況をどうにかしたいんです。

 
 
発達特性がある子は
脳をしっかり発達させてあげたら
問題は解決してきます。
 
 
ここを解決していくのは
親子のコミュニケーションです。

子どもに自信をつける関わりをしていくのがいいです。
それには子どもを認めてあげること。
すでにできていることを伝えてあげること。

お子さんを褒めて
自信をつける関わりをしていくことが
子どもの行動を促すことになります。

自信が溜まれば行動するようになるので
お母さんの関わりで
たくさん自信を溜めてあげてくださいね!

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