うちの娘、発達ゆっくりな4年生で知的支援級に在籍しています。
このところ思考力と伝達力が
伸びてきたなあって感じています。
今、私が娘と一緒に読みはじめた
「火垂るの墓」
娘は本を読むのが苦手なので
読み聞かせしています。
支援級で仲良しのお友達から
ロシアとウクライナの戦争について
聞いたことから
戦争について興味を持って
図書の時間に借りてきた本です。
どうして戦争をするんだろう
と、理由を考えたり
どうしたら
国と国が仲良くなれるんだろうね
と、私との会話から考え
自分に置き換えています。
そもそもなぜこの戦争が起こったのか
私自身も娘に説明するため
改めて調べてみたりして
学んでいます。
映画の「火垂るの墓」は
映像の刺激が強すぎると思うので
本人が読みたいと選んできた絵本なら
ゆっくりマイペースで
辛い場面は少しだけ見るようにしながら
読みたい時に読めるでしょう。
とても不安が強くて怖がりな娘が、
たくさん戦争の場面が描かれている本を
借りてきたことに、まず驚きました。
初めは「ロシアのばか!」
なんて言っていた怒りの気持ちから
だったのかもしれません。
強い怒りの感情が、知りたい!
読んでみたい!という好奇心に
火をつけたのかもしれないですね。
戦争になるとたくさんの人が死んじゃう
なんでこんなことするの?
世界の国同士が仲良くいられるには
どうしたらいいか?
なんて真剣に考えて、
私に話して
「こうしたらいいんじゃない?」
なんて、提案してくるのです。
すごくないですか?
自分の考えを
言語化できて伝えられるんです。
言語化できて伝えられるんです。
自分で自分の脳を伸ばしていけるって
子どもの成長ってすごいな!
って日々感動しています。
この子は
発達ゆっくりだから、
発達凸凹だから
親の思い込みや固定観念で
子どもの能力を決めつけていたら
もったいない!
どんな子どもだって
親の知らないところでも
さまざまに学びを広げていて
知的好奇心は旺盛なんです。
そこを潰してしまうのは
親の思い込みだったり
これまでの常識かもしれません。
子どもの才能をトコトン信じてあげられる
親でいたいものですね。