親子の楽しい会話をワーキングメモリのトレーニングにする方法とは?

おはようございます!

昨日は夏休みに入って
最初のお休みなので

お出かけしてきた方も
多いかもしれませんね。

こういったお出かけや
何か行動したあとにぜひやってほしい、

ワーキングメモリを鍛える
会話のトレーニングがあります。

発達検査WISCには
「ワーキングメモリ」という指標があり

発達凸凹の子
ワーキングメモリが低い
というお子さんは多いです。

ワーキングメモリは
耳からの短期記憶を示しています。

ワーキングメモリが弱いと
会話が苦手になったり、

複数の指示をされると、
初めの指示を忘れてしまう

ということがあるんです。

 

お子さんが
もし会話が全然続かなかったり

話を聞いていないように感じるなら
ワーキングメモリが弱い可能性があります。

もちろん他の原因もありますので、
断言はできませんが、
可能性としてはあるんです。

 

ワーキングメモリを鍛えるのに
この時期ぴったりのトレーニングがあるんです。

それは
行動したことを
逆の順番で話してもらうこと

例えば、
水族館などに行ってきた時には、

最後から最初に戻るように、
何をしたか
順番に話してもらうといいのです。

記憶を戻っていくことをしてもらうのです。

「今日水族館で一番最後、何見たっけ?」

という問いかけをして思い出してもらい、
答えてもらいます。

 

お子さんが答えたら

「そうだったよねー!

 そういえば大きな〇〇が
 岩の陰から急に出てきて
 ビックリしたよね!」

 

というように
楽しく話を盛り上げたりしながら、
興味を引いて

「その前は、何見たっけ?」

というように
最後から逆に記憶をたどります

 

これは

「自分が行動したことを
 話してアウトプット」

させているというのがポイントなんです

 

自分が実際に経験した行動ならば、

言葉にするのが苦手でも
ぼちぼち話せる子が多いのです。

自分の行動を思い出し
話をするのは
記憶を思い出す脳をつかっています。

さらに
言語化して口に出すっていうことで、
自分の耳に
もう一度聞かせていることになります。

それで、聞いたことを
短時間記憶するのがが苦手な子が
耳からの記憶を強化できます。

一つ大事なことは
楽しい話だからできる!
ということなんです。

会話が苦手な子
脳の会話のネットワークが
発達していないので

そもそも会話がしんどいので
話をしたくありません。

それでも話ができるのは
「楽しいこと」だから。

このポイントを忘れず、
お子さんとの楽しい会話で
ワーキングメモリを鍛えてくださいね!

では、楽しい日曜日をお過ごしください。

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